コモディティバブルさんのブログ

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スペイン格下げ

先週末のNY市場はスペインの格下げをきっかけにユーロが下落。週末、連休前要因とかさなり、NYダウは反落。
欧州不安が再燃している上、国内では、政治が混乱しだしている。
10300に戻す前に短期トレンドが再び下へと向きそうだ。しばらくの間、好材料にしか反応しない良い相場だったのだが、長くは続かなかった模様。
すべて、ぶん投げ、利確、損切りして新しい場面に備える。

リバウンドが見られるものの、東京市場の仲値以降がどうなるか注目。
月曜で仲値天井となると水曜日あたりまで下げ続ける予感。

週末、とある記事で”なるほど”と思ったことがあります。
欧州の金融機関はECBが過剰に供給するユーロでギリシャ国債を大量に買っていましたが、ECBに資金供給を止められ、金融機関は梯子を外されたことでギリシャ国債を売って資金を回収しようとしました。ギリシャ危機はECBの金融政策の失敗といえそうです。

アメリカでは、住宅ローン担保証券の買い取りを3月末に終了、住宅購入減税策を4月末に終了。売買対象は違うものの、欧州の金融政策とちょっと似ています。フレディマックとファニーメイなどが今後、行き詰ることが予想できます。
5月、6月の住宅指標に顕著にでてくれば、住宅価格が下落へ向かいますよね。
もしかしたら、金融株が割安なまま放置なのもこのへんのことを気づいているからなのかなと思いました。
よかったら、”これは違う”などという意見募集しています。

チャート的には、2002年のような年末まで下落がありえると思います。

これが当たるかどうかは神のみぞ知る。

(下のほうの記事は、長期的な目線です)

10:30
クロス円はとりあえず、仲値超えしてきました。今週はまだ安定するよう。
短期トレンドを下に向けると思ったけど、耐えている。

12:15
たぶん、今の円安は鉱工業生産や、日本の政治混乱を嫌った円安。どこまで織り込んだのかわからないが、円高に切り返しやすいと思うので気をつけたい。

12:40
後場、ザラ場中の高値を抜いてきた。

13:40
なんだかんだと材料出ながらも売りを誘いながら10300目指してしまうのか。

14:40
14:35くらいに一部の大型銘柄にまとまった売り物観測。(売られた直後反発)

15:00
14時をすぎたあたりから、大型銘柄に大きい売りが見られた。短期筋が利食いでもしたのか、中身はよくわからない。
引けにかけて崩れるものが目立った。
為替は案の定、東京市場が引けると反発。
2件のコメントがあります
  • イメージ
    権左衛門さん
    2010/5/31 10:09
    左近さん

    おはようございます。。。

    確かに、【下げる】には、ありあまるほど=材料=があります。。。

    しかし、だからこそ、私は【上げてくる。。。】ような気がしているのですが。。。

    もっとも、【戦争】のような突発的な予期しにくい物が
    出で来れば判りませんが。。。

    今出ている材料は、=下げてきだしたら逃げればいい。。。=
    【逃げ切れない材料ではない。。。】という感じもして。。。

    その中で一番違和感があるのが
    =国内では、政治が混乱しだしている=という物ですが。。。

    それでは、今まで混乱していなかったのか。。。?という気がします

    私としては、【福島】さんが、=罷免=されて
    =すっきりした方=ですので、やめた事が【混乱】につながるとは
    どうしても思えない物であります。。。

    却ってこれで、=強行採決=もしにくくなって
    まともな政治がおこなわれるのではないかと。。。???
  • イメージ
    おはようございます。コメントありがとうございます。

    下げるには、あまりにも材料がありすぎますよね。
    たぶん、みんなわかりきっていると思います。
    説明しにくいですが、あえて書いてみます。
    売り9:買い1では上昇すると思いますが、売り99:買い1だと下落するというイメージです。
    後者のイメージは、サブプライム問題表面化、リーマンショックのイメージです。

    たしかに政治に関する売りは、短期筋の一時的な材料の可能性が高いかもしれませんね。
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