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隣国の全てと領土紛争を抱えている国、日本の安全保障

 政府の最も重要な仕事は国民の命と財産を守ることであるとするなら、鳩山政権は普天間の移設問題の前に、現在の世界情勢を十分分析した上で、当面の政策を示すと共に、独立国家としての長期の国防ヴィジョンを示すべきだった。(わが国の政治家でこれを明確に提示できる政治家は極めてすくないけれど。)

 まず、当面の政策とは、現憲法下でのわが国の安全保障をどうするかという命題への回答でなくてはならなかった。翔年は現状分析の中に、わが国が周辺国のすべてと領土問題で争っていることを忘れずに入れておくべきだと強く言いたい。
 即ち、わが国は隣国の全て、即ちロシア、北朝鮮、韓国、中国、台湾と領土紛争を現在抱えている世界でも珍しい国だ。武力で紛争を解決する(戦争)ことはしてはならないが、では相手国のいいなりになっておればいいのか?

 中国の領土にかんする行動を、外交評論家の岡本行夫氏の論文から引用させて貰うことにする。
「中国は第一列島線(九州、沖縄列島、台湾、フィリピンを結ぶ線)の内側で力の空白ができれば、必ず押し込んできている。南ベトナムから米軍が引くときには西沙諸島を、ベトナムのダナンからロシアが引いたときには南沙諸島のジョンソン環礁を、フィリピンから米軍が引いたときには、ミスチーフ環礁を占拠した。
 このパターンどおりなら、沖縄から海兵隊が引けば、中国は尖閣諸島に手をだしてくることになる。様子を見ながら最初は漁船、次に観測船、最後は軍艦だ。中国は1992年の領海法によって既に尖閣諸島を国内領土に編入している。人民解放軍の兵士たちにとっては、尖閣を奪取することは当然の行為だろう」

 最悪の事態だ。こうなったら、わが国は単に無人の尖閣諸島を失う以上のものを失う。論文は明解に説いている。
「中国は排他的経済水域の境界を尖閣と石垣島の中間に引く。漁業や海洋資源についての権益が大幅に損なわれるばかりではない。尖閣の周囲に領海が設定され、中国の国境線が沖縄にぐっと近くなるのだ」

 この現実を直視すれば、中国の領土的野心に対する抑止力がどうしても必要なことを政治家なら自覚して当然ではないだろうか? 

 それなのに、物騒な世の中だから、ドロボーを牽制する(猛犬の抑止力によって)ために番犬を飼っているのに、番犬の●●物が嫌だから、自分の家に飼わずに、隣りの家(外国)に番犬をおけばいいというような滑稽な考えの持ち主を連立政権に入れるような愚を犯しているようでは、シャンとした国防論を国民に示すことができない。

 一方、長期的展望にたてば、外国軍隊が常駐している姿は独立国としては情けない。これは正論だ。そう考えるなら、自衛のための抑止力(叩かれたら叩き返す力)を自力で持たねばならない。こういう考えを具体化して示した上で、政治家なら憲法改正論議を国民の前で堂々と論じてほしいと思う。
 この議論は10年、20年、100年先に通用する憲法をつくる土台となるべき議論であるべきだ。
 次の衆議院議員選挙までに、普天間問題をきっかけにして、大きな国民的議論が起こることを期待する。民主党も自民党も、雨後のタケノコみたいにでてきた小党も誤魔化さずに堂々と安全保障議論をすすめていただきたい。

 これらの議論を通じて、政界の再編が進んでいくことを期待している。
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登録日時:2010/05/14(23:32)

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