天地人さんのブログ
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投資部門別売買状況(2009年)
引き続き、2009年通算の数字です。注目は外人がどれだけ買い越したか!?ですが、さて・・・。
【東証一部】(日経平均株価 2008末;8859.56→2009末;10546.44)
証自(27%) 買;88兆5681億 売;88兆5186億 差引;-1兆9505億
法人(10%) 買;33兆2201億 売;32兆2548億 差引;+9653億
個人(21%) 買;66兆7132億 売;67兆6103億 差引;-8971億
外人(39%) 買;127兆9032億 売;125兆9750億 差引;+1兆9283億
証委(3%) 買;8兆7089億 売;8兆6683億 差引;+407億
合計(100%) 買;323兆1136億 売;323兆270億 差引;+866億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 2008末;48.20→2009末;48.36)
証自(10%) 買;2365億 売;2601億 差引;-236億
法人(13%) 買;3215億 売;3564億 差引;-349億
個人(51%) 買;1兆2984億 売;1兆3233億 差引;-249億
外人(21%) 買;5715億 売;5145億 差引;+570億
証委(5%) 買;1414億 売;1403億 差引;+11億
合計(100%) 買;2兆5692億 売;2兆5945億 差引;-253億
まずは東証一部。年間で見た総売買金額は前年比で約35%減少、相場が活況だった2007年(2年前の)半分くらいまで落ち込んでしまいました。主体別に見ると、法人と外人が買い越し、証券会社と個人が売り越し。証券会社の売り越しと外人の買い越し額の少なさはちょっと意外でしたが、月間の売買状況を振り返ってみると、相場が反転する前の1~3月は外人、証券会社共にかなり売ってるんですよね。ここ数ヶ月の印象だと「あれ?」って感じですが、年間で見ると結果は異なるものだったようです。この売買状況だけ見ると、証券会社はまだ買い戻せていないみたいですね。また、売買シェアは個人が大幅増、外人は大幅減ですので、海外マネーの本格流入もこれからだと思います。
続いてジャスダック。こちらも売買代金が更に減少、前年比で約3割減少しました。後半4ヶ月間ずっと国内勢の売りVS外人の買いだったわけですが、年間の売買状況もその通りでしたね。年前半は個人が買い越しに転じるシーンもあった事から、個人の売り越し額がかなり縮小していますので、そろそろ売り枯れ、底打ちとなる環境は整ってきたように思います。あとはいつ個人のマインドが好転して、上昇に転じるかですね。
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