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肥満を予防する物質発見。ファトスタチン

肥満を予防する物質発見。ファトスタチン 2009年08月30日
ファトスタチン, 肥満 体重 , 血糖値 京大 上杉志成教授 糖尿病、脂肪肝:肥満を予防する物質発見。ファトスタチンが体重の増加や血糖値を抑える。糖尿病、脂肪肝に効果。ただ、商品化されるまではだいぶかかりそうだ。すごい発見に、製薬会社は皆ほしがるでしょうね。(Y)

いっぱい食べても脂肪抑える化合物発見 京大教授ら2009年8月28日5時40分
 京都大の上杉志成(もとなり)教授(ケミカルバイオロジー)らは、細胞内で脂肪の合成を抑える化合物を発見した。過食で肥満になるマウスにこの化合物を与えたところ、体重の増加や血糖値の上昇を抑え、脂肪肝になるのを防いだ。糖尿病や脂肪肝などの治療薬の開発につながる可能性がある。28日付米専門誌に発表する。

 上杉教授らは、米ベイラー医科大、東京大と共同で、がんを抑える作用があるとされていた化合物の働きを詳しく調べた。この化合物を細胞にかけると、働きが落ちる遺伝子が多数あり、その多くが脂肪合成にかかわることに注目。食欲が減退せず肥満になるような遺伝子異常のあるマウスに4週間、この化合物を注射した。

 その結果、えさを同じだけ食べても、注射をしなかったマウスに比べて体重は12%少なく、血糖値は70%低かった。注射をしないマウスは脂肪肝になるが、このマウスの肝臓は正常だった。

 この化合物をファトスタチンと命名。細胞には糖から脂肪を合成する際に必要な多数の遺伝子のスイッチを入れる「親玉遺伝子」があり、ファトスタチンはこの親玉遺伝子の働きを阻害することがわかった。

 「肥満になる過程でファトスタチンの効果をみたが、肥満になった後にも効果があるかどうか調べたい」と上杉教授は話している。(瀬川茂子) (朝日新聞)
登録日時:2009/08/30(12:56)

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