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天職

仕事とは何か?

生きがいか?義務か?使命か?

人によってそのとらえかたは千差万別だ。

これぞ「わが天職」という実感を持ち、

生きがいや誇りを見出している幸せな人もいるだろう。

その一方で、日々悶々として重い足取りでオフィスに向かう辛抱組の人もいるに違いない。

不幸にもワタシは後者だった。

いちおー仕事は真面目にやっていたけど。

どうせ働くならば快適な職場で楽しく働きたい。

甘かった。

かって哲学者ヘーゲルは労働とは自己実現の場であると説いたが、そんなのは古きよき時代の机上の思想だと悟るのに時間はかからなかった。



世の中はおおまかに労働者と資本家に分けられる。

ブルーカラーの貧しい階層に生まれたワタシは、資本家に労働力を売りわたすことでしか生きられないことを嫌というほど自覚させられた。

マルクス主義的に云うと、資本家が生産手段を占領しつつ労賃をピンハネし、その剰余利益を独占し富を蓄積しているということだ。

今日の社会では搾取する側と搾取される側の格差が広がり、裕福層はますます裕福になるという仕組みができあがってしまっている。

しばらくしてワタシは会社勤めとは「金儲けの手段にすぎない」のだとひらきなおるようになった。

会社に自分の人生を捧げるのは馬鹿げている。

馬鹿げている、なんて言い切ってしまうと反発する人もいるかもしれない。

たしかに会社は人間社会を組織することにおいて極めて有効な役割を果たしていると思う。

だからといって宗教的な忠誠を誓うようなものでもない。

ワタシは組織に隷属したくないと強く望んでいた。

そして、その呪縛から逃れるためトレーダーという道を選択した。



大きく時代が変化しつつある。

このことは、誰もが明瞭に、あるいは漠然と気づいていることだろう。

終身雇用制の崩壊。

少子高齢化による経済的パラダイムの変換。

様様な場面で、ものごとが、いろいろな関係が変化しつつある。

経済のグローバル化が進んで、国外・国内というようなこだわりが圧倒的に減少している。

ネットの普及によって、個人でも株や為替の世界に自宅から自由にアクセスできる時代となった。

会社を辞めたワタシは世界中を旅しながら、株やFX投資にのめり込んだ。

たまたま中国株バブルに乗り、順調に資産は増えていった。

そろそろオレも億トレーダーの仲間入りかとほくそ笑んでいたころ、サブライム危機が突如として浮上してくる。

忘れもしない2007年の8月17日、それまでの儲けを吐き出す致命的な損失を被る。

今にして思えば、あの日を境にして、相場の女神から嫌われてしまったような気がする。

それまでのスワップ金利目当てのハイレバロングポジはまったく通用しなくなったばかりか、節目節目の勝負どころで大きく予想をはずすようになってしまった。

どどめは2008年の3月、それまで築いてきた資産の半分を溶かすというドローダウンを経験する。

一度相場で手痛い目に逢うと、それがトラウマとなり、次の絶好の機会をものにすることができなくなる。

ここ半年の上げ相場で満足のいくパフォーマンスを上げていないという焦燥感。

損に対する恐怖が克服できず、思い切ったポジがとれない。

胆力の無さを痛感するにつけ、人としての自尊心までも蝕みつつある。



先日、とある機会があって三○さんの生トレード現場を拝見させてもらった。

そこで感じたのはこの人は本当にトレードが好きなんだということ。

トレーダーという職業は彼にとって「天職」なのかもしれない。

もし違う時代に生まれても、同じような相場を張る職業を選択し、成功していただろう。

思えば、専業で成功している人は元パチプロであったり、マージャンがプロ級に巧かったり、何かにつけギャンブラーの資質を備えているケースが多い。

ワタシはもともと賭け事はやらないたちで、競輪、競馬はおろか、パチンコも数回しかやったことがない。

株式投資もバフェットの伝記を読んだり、経済に対する好奇心から始めたようなもので、勝負師としての資質、才能はゼロといっていい。

はっきりいってこの商売、向いていないのではないかと心の底で思いはじめているのだ。

それ故に、相場に向き合うのが苦痛と感じるときがある。

資本を市場に投資し、リスクを取ってリターンを得るというのが投資家の生業だが、まとまったお金を稼げなくなった以上、看板を下ろすしかない。

殺し合いの螺旋を降りる。

その決断をするのも時間の問題かもしれない。

はたして「わが天職」とは何ぞや?

たくさんのお金を得ることよりも、その人にとって満足のいく職業につけるかどうかっていうのが幸せの尺度として大きなウエイトを占めるのであれば、ワタシは取り返しのつかない過ちを犯しているのではないかという焦りが生じてくる。

模索するのも人生だが、もう迷う時間はそれほど残されていないのは自分自身が嫌というほど知っている。

残酷だが、人的資本には限りがあるのだ。
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登録日時:2009/08/21(23:29)

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このブログへのコメント

1~2件 / 全2件

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    2009/08/22(14:03)
    こんにちは!

    うぅ~ん、味わい深い日記ですね!

    美辞麗句や、かっこよい言葉ではなくても、こころを打つ文章があるのだと思いました。

    それは、今、このとき、・・・
    悩んでいる☆アキ☆さんの、こころからの叫びだからかもしれませんね!

    わたしは今回の日記には、とても感動しましたよ!
    なによりも、考える機会を与えてもらいました、ありがとうございますm(_ _)m

    人生とはドラマであり、一人ひとりがその人生の主人公です。
    それだけでなく、そのドラマの監督、脚本・・・すべてが自分自身の手に委ねられています。

    わたしは、いつも・・・
    深刻になり過ぎず、でも真剣に生きたいと思っています(笑)
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    2009/09/02(02:25)
    はじめまして。
    dekoponさん と同感です


    ここにも、真剣にお悩みの方がおられましたか・・

    近頃は、食い散らかしの様相をあちこちで感じます。

    土地でだめ、アパート経営でだめ、株でだめ、日経225miniでだめ、FXでだめ、派遣でだめ、・・・・

    業界が業界を食い散らかし
    政界が政界を食い散らかし

    まさに乱世 末法世界という感じですね

    私は今、会社をリタイヤし、老人福祉施設のかんたんなお手伝いをしてます。そこで目にするものは、ふぬけ老人達です。特に男がふぬけ状態です

    男は無口、運動せず、体力低下ははなはだしい、無趣味、たまに笑顔かとおもえば、住人のエロ本のまわし読みが自分に手渡されたときぐらい。

    女は周囲3m以内の出来事にだけ反応し、盗った盗られた、悪口言われた、などのいがみあい。仲間のひっぱりあい、けなしあいばかり。姦しいので男よりずっと元気ですが世間に関心が無い。

    総じて、家族が面会に来てくれる日は年に数回で、ただ日々をついやすだけのくりかえしです。自分史を書きなさいとよくすすめるが、実行する人は現在皆無。

    本当に楽しい日々をすごしてほしい。

    人生は、一人に1回だけ!!!

    この人生を無駄使いしたくないですね
    悩んでるヒマはありませんよ!!

    さて、
    株は、買いサイン、売りサインがわかれば、簡単です
    要は、今日、買いサインを発生した銘柄を、どうやって探すかということです。新興市場銘柄のほうが、買いサインがはっきり出ますよ

    私は強度のノイローゼが完治した今は毎日が愉快ですよ。

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