byr00455さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ90件目 / 全127件次へ »

投資について考える(3) ~チャート派vsアンチ・チャート派

一生懸命チャートを見て売買を繰り返す人たちがいます。
チャート上に発生する売買サインに基づきトレードするシステム・トレーダーはその典型と言えるでしょう。
一方、「チャートやそこに描かれるフォーメーションは一種のオカルト」として、チャートを利用して売買することを否定する人たちも存在します。
あなたはチャート派ですか?
それともアンチ・チャート派でしょうか?

チャートに関して勉強すると、必ず取り上げられるのがフォーメーションです。代表的なものとして、ヘッド・アンド・ショルダー(三尊天井)、ダブル・トップ、フラッグ・パターンや酒田五法などが上げられます。
それぞれのフォーメーション・パターンが完成した後、どのような動きとなるか、
例えば、ヘッド・アンド・ショルダーやダブル・トップは、「ネック・ラインを下抜いた後下落が加速する」というのが教科書的解釈ですが、
私の経験上、こうした教科書通りの動きを期待すると、裏切られるケースが非常に多いように思います。
ブログでシステム・トレードに関する記事を書かれている某氏が過去データで検証を行ったところ、酒田五法の赤三兵・黒三兵は教科書通りに順張りを行うと極めて分の悪い結果が出たそうです。このパターンが出現した場合、データ上は逆張りで臨んだ方が好成績を得られるわけです。

私自信は、四六時中為替のチャートとにらめっこしています。短期トレードの対象である2通貨ペアの15分足・60分足・4時間足チャートと、サポート用通貨ペア2種類のチャート3種類で合計12枚のチャートがディスプレイ2面に展開されています。
値動きを追いかけるには、数字で把握するよりもチャート上の動きの方が圧倒的に勢いを判断しやすいですし、またサポートやトレンド・ラインとレンジをチャート上に描いておくことで、仕掛けるべきポイントを明確にすることができます。
しかし、フォーメーションに従って取引をすることはありません。「綺麗なヘッド・アンド・ショルダーが出来上がったなぁ」などと眺めて喜んでいるだけです。
唯一信用するのはオシレーター系指標でのダイバージェンス(逆行現象)のみ。これは過去データで検証してみても結構好成績を得られるサインなんです。

アンチ・チャート派の中には、「一生懸命勉強したけれど、全然教科書通りにならないじゃないか!」という方も少なくないのでは?
過去データにより描かれるチャートが、将来の値動きを正確に予測することを期待するのには無理があります。過剰な期待感は失望を招き、その結果として否定行動へと繋がってしまう。
私はフォーメーションや各種指標について実際に検証を行い、好成績を得られそうなものだけを取り入れることにしています。

チャートを旅人にとっての地図に例える方もいます。そうした意味では、私も「そこに書き込まれているランド・マークの位置すら正確かどうかもわからない、非常に大雑把な地図」という感覚で利用しています。
「とりあえずこの辺りで右に行ったほうが良さそうだ」とか「この先のどこかで左かな?」という感じですね。
右(売り)も左(買い)も全くわからないまま歩き回っては、目的地に近づいているのか、あるいは遠ざかっているのかさえもわかりません。
マーケットの値動きは上がるか下がるかの2つにひとつですから、理論上の確率は常に50:50です。チャート(チャート以外のものでも)を使うことによって1%でもオッズを有利にできるのであれば、それを使わない手はないと思いませんか?

昨日に引き続きLDN勢参入以降円が売られています。その結果、ドル円やユーロ円でダイバージェンスが起りつつあります。
今夜この後の展開がちょっと楽しみです。
登録日時:2007/10/03(21:58)

 通報する

このブログへのコメント

1~2件 / 全2件

  •  通報する

    2007/10/04(20:41)
    チャートとは、過去の値動きをプロットしたものですよね。
    そこに現れるのは全て過去の出来事。
    2度ある事は3度あるではないですが、
    昔はこうだったから、きっとこの次もそうなる、
    ということを期待して売買するのがチャートや指標売買なのだと思います。

    > チャート(チャート以外のものでも)を使うことによって1%でもオッズを有利にできるのであれば、それを使わない手はないと思いませんか?

    勝つ確率を高くする手段としては有効だと思います。
    世界各国の経済指標を集めて、未来を予想して、
    相場観をもって売買する事と、
    意味合い的には似ていると思います。


    けれでも、チャートで売買のポジションを取った後に、
    『チャート上は底だから』とか、
    『チャート上は半値まで戻すから』などと言った、
    希望的なシナリオを描いてしまうのは有害だと思います。

    > 過去データにより描かれるチャートが、将来の値動きを正確に予測することを期待するのには無理があります。

    この部分への冷静な切り分け
    (予想する、という事と、
    実際にポジションを取ってからの行動を切り分ける)
    ができるかどうかが、鍵のようですね。
  •  通報する

    2007/10/05(00:20)
    チャートを使って実際にマーケットの動きを眺めていると、"教科書"には書かれていない様々なことがわかってきます。上に挙げたフォーメーションがいかにアテにならないかもそうですし、オシレーター系指標はレンジ相場では有効でも明確なトレンドが出ている相場では全く役に立たないことなど。ボリンジャー・バンドなど結構人気がある指標も、使い方を間違えると全く意味をなしません。

    チャートを使って売買するのであれば、個々の指標がどんなケースで有効なのか、またどんなパターンでは役に立たないのかを実際に検証してみることが必要だと思います。そうすることで初めて確率を高めるためのツールとして利用することができるのではないでしょうか。

    >希望的なシナリオを描いてしまうのは有害だと思います
    チャートが示してくれるのは、あくまでも"可能性"にしか過ぎず、"絶対"ではありえません。だからこそシステム・トレーダーはちゃんと損切りの設定をするし、"勝率100%のシステム"なんて存在しえないのです。
    結局は"使う人次第"ってことになってしまうのかな~

コメントを書く

コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。