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byr00455さんのブログ

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投資について考える(番外編) ~私の場合②

NYKも金曜の午後を迎えて、為替の方も動きが落ち着いてきました。この辺りで今週の取引は終了とし、前回の続きを書いておくことにします。

PCの前で凍りついたように身動きがとれなくなった私は、一旦完全にマーケットを離れて自分の問題点を解決すべく努めました。
幸いなことに問題点は明確です。その一つは「心の問題」であり、更には「取引スタイルが未だ確立できていないこと」。
「心の問題」については、克服にはかなりの時間が必要なようです。人間のストレスへの耐性は、その人の育った環境や経験してきたことにより決定づけられる部分が大きく、"滝に打たれて、ハイ出来上がり!"というような単純なものではないことを知ります。

そこで、「ストレスを軽減できる(できれば感じないですむ)取引スタイルはないものか」と考え始めます。
最初に行き着いたのは「システム・トレード」。
「システム・トレード」とは、チャートを利用し、一般的にはオシレータ系指標とトレンド系指標の組み合わせで一定条件が満たされた場合に売買サインが出され、その通りに取引を実行するというものです。(高額なソフトには、PCを立ち上げソフトを実行さえしていれば、売買まで勝手にやってくれるものもあります。しかし、この段階でそこまで費用をかける気にはなれませんでした。)
「判断を下すのはシステムであり、自分はそれを実行するに過ぎない」と考えることで、あたかも他人の責任であるかのようにしストレスを回避できるのではないかと考えたのです。(今改めて考えれば、どうしようもない甘チャンです・・・)
しかし、その結果は思わしいものではありませんでした。
まともな「システム・トレード」は(ネット上で良く見かける"勝率100%の~"なんていうのは、かなりイカガワシイものだと私は思っています)トータルでの利益を最優先するもので、決して勝率を追求するものではありません。「勝ちトレードの利益はできるだけ伸ばす一方で、負けトレードの損失を一定の水準に限定することにより利益を得ていく」というのが基本的な発想であり、含み損を抱えることにストレスを感じてしまう人間向きでは決してありません。
更に、いくら損益は他人の責任と考えようとしたところで、取引の結果は自分の口座に反映されていくわけですから、これもムリな話です。
(システム・トレード自体の可能性を否定する気は全くありません。それどころか、モニターに張り付く必要がないことに魅力を感じており現在も研究中です。私がメインの取引先としている業者が、今年に入って過去データの検証から自動売買まで可能なソフトを無償提供してくれるようになったこともあり、将来は是非活用したいと考えています。)

次に辿りついたのがスキャルピングと呼ばれる手法です。
これは"値が動いた方についていき、確実に少ない利益を取って積み上げていく"取引手法です。
数日間じっとチャートを眺めていた結果、値動きのレンジとサポート、レジスタンス・ラインのブレイクで仕掛けることにより、かなりの高勝率を得られることに気付きました。
また、損切りもブレイクしたものが戻ってきた場合に行えばよく、損切りの値幅が10~20pips(pipというのは為替の値動きの最小単位を表す言葉です。USD/JPYなら1pip=1銭、EUR/USDなら1pip=1/1000USDとなります。)と小さくて済みます。更に、利益を得る場合でも損切りに終わる場合でも、ほとんどのケースにおいてストレスを感じる暇すらないくらいアッという間に決着がついてしまうことも、当時の私にはピッタリな手法だと言えるでしょう。

数ヶ月のブランクを経てマーケットに復帰した私は、スキャルピングで少しずつ利益を積み上げていきました。やがて、ブレイク・アウトだけではなく、(やや勝率は劣るものの)ブレイクに失敗した場合にも反発を狙って仕掛けるようになります。仕掛けるタイミングだけではなく、トレイリング・ストップを使った利益を確定する方法もルール化し、平均勝率は更に上昇していきました。

スキャルピングに挑んで半年を過ぎた頃、最初の2年で失った資金を取り返すことに成功し、少しずつ自信も戻ってきました。
その後も取引手法の細部調整を繰り返しながら現在に至ります。今では若干の精神的な余裕も生まれて、もう少し長いスパンでの取引や他の金融商品に取り組んだりすることもできるようになりました。

番外編最期の次回は、「株に対する私の取組み姿勢」を中心に書きたいと思います。最も書いておきたかったことにやっと辿りつけました。

次回に続く
登録日時:2007/09/22(01:55)

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このブログへのコメント

1~4件 / 全4件

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    2007/09/22(10:38)
    私は糸関係の仕事についていた時期があるせいか、サヤトリが相性いいですね。日計り以外で片玉だしても切らないで他のところに反対玉建てて利を伸ばし、損を軽減できますしーもちろん思惑通りいかずに失敗もあるw。

    親交のある糸屋の旦那のお子さんが糸屋流のやり方も使いながらそれ以上に移動平均を使って驚くほど上手に片玉で流れに乗るのですが、最近
    「為替でスキャルピングしたほうが端の枚数気にしなくてすむしスリッページもなきに等しいから楽」
    と言ってたのを思いおこしました。

    なんにしろ得意なやり方がないのでは利益を積み上げる算段がたちませんね。

    あとシステムに関しては、ある程度相場とエクセルのVBAに熟練しるなら時間さえかければ誰にでも作れる程度のものですー要は製作できるならば作らなくても本人はほとんど問題なく相場で利益を持ち帰られる。ただ、そうした人でも検証用にあるほうが便利ーもちろんその性能はピンキリですが^^;
    それと自作で無い場合、システムの長短、相場や銘柄との相性などがわからないため適切な修正が出来ないのでよっぽど信頼できる人の作ったシステムでもない限り購入するのはかなり分の悪いギャンブルだと思います。
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    2007/09/22(16:15)
    こんにちは、1234567890qwertyuiopasdfghjkl;さん
    コメントありがとうございます。

    為替でも両建てやサヤ取りの考え方があります。
    両建てについては否定的な声も多いですが、私自身は利益を得られるならばどんな手法であっても研究する価値はあると思っています。(両建ては"ポジションを外すタイミングが全て"という印象です。一歩間違えると両方のポジションで損をしそうですね)
    鞘取りは受取りスワップの多い通貨ペアを買って、支払いスワップが低い通貨ペアを売るというものですが、通貨ペア同士の値動きにおける相関性(もしくは逆相関性)が重要になります。期待する利益はスワップ差がメインですから、長期間に渡り運用し続けることが求められます。

    >「為替でスキャルピングしたほうが端の枚数気にしなくてすむしスリッページもなきに等しいから楽」
    本当にその通りだと思います。慣れてしまえばこんな簡単なものはないと思います。ただし、常に動きを注視していなければならないことと、そのために多くの時間を割かなければならない割りに1回の取引での利益は極めて少ないというデメリットがありますね。

    >なんにしろ得意なやり方がないのでは利益を積み上げる算段がたちませんね。
    全くその通りですね。上昇相場であれ下落相場であれ、常に安定して利益を得られる手法がないと、相場と長く上手につきあっていくのは難しいかもしれませんね。

    システム・トレードについてはかなり"勉強中"です。
    私は為替取引については、日本の仲介業者を通して米国のGFTという業者で行っています。この会社は専用のディーリング・ソフトDeal Bookを提供しているのですが、これにChart Studioというシステム検証と自動売買を行うためのソフトが添付されています。(Chart Studioは現段階ではまだまだBugが多く、実際の使用に耐えるレベルにはありませんが、引き続き開発が継続されているようで次期ヴァージョンも間もなく登場するとか・・・)より有効な売買ロジックを探し求めて、日々イジクり回しています。
    Deal BookとChart StudioはGFTの日本支社、及び仲介業者にデモ口座を開設すると一定期間試用することができます。ご関心があるようでしたお試しになられてはいかがですか?
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    2007/09/22(21:54)
    為替でサヤトリは日計りでやらないと金利計算で管理が難しそうですね。
    金利のつかない商品や株価指数先物でのサヤトリはでも落とすほうが重要なのは確かですが、やってみると仕掛けのほうが難しいのです。
    というのも私よりも賢くはしこい人たちが均すので建てるチャンスはすぐ消えますが一旦建てるとあとは勝手に利益になります。

    >常に動きを注視していなければならないことと、そのために多くの時間を割かなければならない割りに1回の取引での利益は極めて少ないというデメリットがありますね

    なるほど。
    先ほどの糸屋のお子さんの話の続きになりますが商品相場では5枚単位くらいで玉を出す人が1万通貨単位を50枚単位でスキャルピングしないと割りに合わないと話していたのが合点がいきました。
    まあ・・・それでも自身でやる場合それだけの大きな玉を動かすのには抵抗がありますが^^;


    >国のGFTという業者で…

    恥ずかしながら私はフィラデルフィア市場とNYMEXやCOMEXの商品先物オプションに関心はあるくせに業者に関しては無知です。
    いろいろ便利なサービスを提供しているのですね。
    国内でも無償でシステム構築プログラムを提供している企業に数社心当たりがあるものの検証と修正のやりやすさと新しい売買モデルの構築のやりやすさの点で遥かに有利なので自作のモノを利用しています。
    特にサヤトリに関しては既製品では2重のスリッページの往復に対する配慮に欠けており満足どころか使い物になるものを知らないのでよほどいいものでないと使わないでしょう。あと為替だと金利を考慮しないといけないので日計りはいいとして持ち越す日が伸びるほど通貨ペアや通貨ペア間のサヤトリだと少々やっかいでしょうね。
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    2007/09/23(00:54)
    こんばんは、1234567890qwertyuiopasdfghjkl;さん

    >万通貨単位を50枚単位でスキャルピング
    50万通貨ですか・・・
    実は私もこの生活を始めた当初、50万通貨単位で取引をしていました。(何もわからないまま、そして自分なりの取引手法もない時代です。)最初の3日間で50万円の利益を得て、次の2日間で80万損をしたというめちゃくちゃな経験があります。
    勝っても負けてもアドレナリン出まくりの興奮状態で、取引を終えてベッドに入っても全然眠れなかったことを覚えています。

    1234567890qwertyuiopasdfghjkl;さんはシストレ派なんですね。
    >国内でも無償でシステム構築プログラムを提供している企業に数社心当たりがある
    商品先物でしょうか?その分野に関して、お恥ずかしながら私は全く無知なもので・・・
    でもシステム・トレードには大きな可能性を感じますし、個人的には現在最も関心がある取引手法です。

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