映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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アメリカの不良債権処理に注目

9日の日経平均は、7969.03(-107.59)。NYダウの大幅上昇を受けてあがって始まったが、アメリカの政策のもたつきー特に不良債権処理についての不透明感が相場を冷やしたようだ。水準としては転換線8050を大きく割ってしまっており、日足のRCIも下降を始めていて、目先の戻りは一服の様相だ。週足も依然として転換線8498にとどかずにいる。週足MACDは12月を底にマイナス圏ながらシグナルを上にぬけてきているが、RCIも下降中で、中期トレンド転換を確認するのはまだ尚早だろう。とはいえ、悪材料が次々でてもうたれづよくなっており、底値を固めているという状況であろう。

9日のNYダウは、8270.87(-9.72)と小動き。水準は転換線8125を前週末に勢いよく上に抜けて値を保っている。不良債権処理や景気対策のもたつきが上値を抑えているものの、まだそこはかとなく期待があるといえるだろうか。議会を法案が通り、不良債権処理のための機関の設立が発表されて、さらに上昇するか、それとも材料で尽くしか、失望になるか注目であるが、日足RCIは頭を丸めている感じであり、このあたりで一服する可能性が高い。とはいえ明日は均衡表の雲が薄い転換日であり、予想外の動きがでるかもしれない。中期的には、こちらも週足は転換線8466にまだとどいていないので、MACDは上昇しているが、まだ中期トレンド転換はうてないが、下には抜けなくなっていて、底値はかなり堅くなっているようだ。

為替は、91.44だが、均衡表では雲に突入している。基準線91.15を上に受けており、MACDも上昇、RCIもまだ上げており、目先はまだドル高が続きそうな気配である。週足も、株より一足早く転換線90.66を上に抜けてきており、週足MACDも底をうちシグナルを抜けてきて、週足RCIも底打ちしてきている。リズムとしては少なくとも数ヶ月はドル高方向に動きそうだ。為替についていえば、アメリカ経済に対する市場の期待はかなり広がってきているということになろう。株が後追いしてくれればいいのだが。
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