COTOSSAさんのブログ

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どんな処理をしてたのかしら?

今日の日経朝刊@15面

太洋興業の再生法申請、負債148億円の記事。

昨日17時過ぎに適時開示が出ている↓
◆民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

社内調査チームによる調査で連結ベースで約25億円の不適切な会計処理があったという事。
でも具体的にはどんな処理がされていたんだろう?と思って遡及して再度調べると。
平成8年9月期から相当の架空の利益計上、その後不適切な会計処理がなされていたとのこと。
平成20年9月期の不適切な会計処理金額は
棚卸資産での架空在庫の計上等 1921百万円
売掛金における売上過大計上 437百万円
未収金他 有償未収過大計上、未払金・買掛金未計上等 135百万円
となっている。
その結果繰り延べ税金資産の取崩しなどへも影響し、純資産で債務超過となる見通しだった。
というリリースは11月27日付。

◆不適切な会計処理に関する調査の進捗状況について
http://www.taiyo-kogyo.co.jp/

尚、12月1日には、監査契約解除がなされている。
太陽ASG有限責任監査法人の契約解除の理由は、監査委嘱者の責任等を会社が履行していないこと、が解除理由になっているとの事。
ふーむ。
しかし、随分前から不適切会計処理をしていた、って事になるのかも。。
2件のコメントがあります
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    COTOSSAさん、こんばんは。

    これだけ大規模な粉飾は、急にできるものではないので、かなり前から続いていたのでしょう。
    これだけ多岐にわたる粉飾を見逃した監査法人は、全く役目を果たしていないように感じます。
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    COTOSSAさん
    2008/12/10 09:22
    >ストリートアナリストさん

    おはようございます。

    >これだけ大規模な粉飾は、急にできるものではないので、かなり前から続いていたのでしょう。


    そうですね。というか、平成8年って??と最初にまずびっくりでした。
    もう12年間も?!
    干支が一周してるし!!!


    >これだけ多岐にわたる粉飾を見逃した監査法人は、全く役目を果たしていないように感じます。

    そうなんですよね。複数の勘定科目に係ってくると、それだけ変だな、って思うきっかけが多かったはずなのになんでだろう?と思います。
    平成8年9月期の監査法人ってどこだったんだろう・・・・(謎)
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