カドカワ、今期経常を13％下方修正

　ＫＡＤＯＫＡＷＡ <9468> [東証Ｐ] が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比37.9％減の134億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の182億円→158億円(前期は266億円)に13.2％下方修正し、減益率が31.8％減→40.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の88.1億円→64.1億円(前年同期は97.7億円)に27.2％減額し、減益率が9.8％減→34.4％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比14.3％減の40.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.2％→7.5％に悪化した。

株探ニュース