2015年04月16日10時22分

【材料】クボテックがストップ高買い気配、超電導フライホイール蓄電システムを試運転

クボテック がストップ高買い気配。15日、鉄道総研が同社、古河電 などと開発を進めてきた世界最大級の超電導フライホイール蓄電システムの実証機が完成し、試運転を開始したと発表したことが買い材料。

　フライホイール蓄電システムは、装置の内部の大型の円盤を回転させることで電力を運動エネルギーとして貯蔵し、必要に応じて回転力を再び電力に変換するシステム。劣化のない「蓄電池」として用途は幅広く、再生可能エネルギー発電との組み合わせや電気鉄道の回生失効対策などにも応用が可能。

　今回完成した実証機は出力300kW、蓄電容量100kW。フライホイールを非接触で浮上させるため、大型のフライホイールを使用しても損失が少なく、長期間の安定した運用が可能な実効性の高いシステムとされる。

　発表を受けて、同システム向けの世界最大級(外径2メートル)のCFRP製フライホイールの開発を担当した同社に実用化による収益貢献に期待する買いが殺到した。

　株価は80円ストップ高の410円買い気配。

株探ニュース

2015年04月22日10時34分

【材料】クボテックは５日連続ストップ高、東証が２２日から信用取引の委託保証金率を引き上げ
クボテックは、きょうも朝方から大量の買い物を集め、前日比１００円ストップ高の７７０円カイ気配となっている。
　東証が２２日売買分から信用取引の委託保証金率を５０％以上（うち現金２０％以上）に引き上げると発表した。日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を現行３０％から５０％（同２０％）に引き上げると発表している。
　信用取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方があるなかで、きょうも買いの勢いが持続している。

クボテックの株価は１０時３０分現在７７０円（△１００円）カイ気配

2015年04月24日12時16分

【材料】クボテックが再びストップ高、次世代大容量蓄電システムへの参画が引き続き注目された

　クボテック が次世代大容量蓄電システムへの参画が注目され、22日まで信用取引の規制強化をこなしながら5日連続でストップ高。昨日はスピード調整から小反落したものの、本日は再びストップ高まで買い進まれた。

　15日、鉄道総研が同社、古河電 などと次世代大容量蓄電システムとして、開発を進めてきた世界最大級の超電導フライホイール蓄電システムの実証機が完成し、試運転を開始したと発表したことが引き続き買い材料視されている。

　同社が開発した世界最大級(外径2メートル)のCFRP製フライホイールを同システム向けに供給しており、実用化による収益貢献に期待する思惑買いが続いている。

株探ニュース

2015年05月07日09時06分

【材料】クボテックが急反騰、前期経常を53％上方修正

　1日、クボテック が15年3月期の連結経常損益を従来予想の9000万円の黒字→1億3800万円の黒字(前の期は4億4800万円の赤字)に53.3％上方修正したことが買い材料。

　液晶向けに画像処理外観検査装置の販売が伸び、売上が計画を19.4％も上回ったことが寄与。固定費の削減も利益を押し上げた。