神戸鋼は日立の英国車両向けアルミ押出材を受注

　神戸製鋼所<5406.T>は２７日、日立製作所<6501.T>傘下の日立レールヨーロッパが受注した都市間高速鉄道計画（ＩＥＰ、Ｉｎｔｅｒｃｉｔｙ Ｅｘｐｒｅｓｓ Ｐｒｏｇｒａｍｍｅ）向け鉄道車両構体用のアルミ押出形材のほぼ全量を受注し、日立笠戸事業所に納入を開始したことを発表した。
　同社のアルミ押出形材は、山口県下関市の長府製造所で製造しており、さまざまな形状の製造に対応が可能。鉄道車両向けでは、これまでにもＪＲ新幹線の３００系を皮切りに現行新幹線のほとんどの新幹線車両に採用されている。
　ＩＥＰ向け車両は合計８６６両で、日立が車両製造の一部を笠戸事業所で行う。同社はその材料としてアルミ押出形材を納入する。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）