大王紙、4-12月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・10-12月期も黒字浮上

　大王製紙 <3880> [東証Ｐ] が2月9日後場(13:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は65.6億円の黒字(前年同期は209億円の赤字)に浮上し、通期計画の80億円に対する進捗率は82.1％に達し、5年平均の66.4％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は14.3億円の黒字(前年同期は30.8億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は11.6億円の黒字(前年同期は131億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.2％→2.1％に急改善した。

株探ニュース