ジー・スリーＨＤが急反発、未着工太陽光発電所の買い取り事業を開始

　ジー・スリーホールディングス<3647.T>が急反発している。同社は２４日取引終了後に、未着工太陽光発電所の買い取り事業を開始すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。

　この事業を始めるのは、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律」が今年５月２５日に成立したことにより、来年３月３１日までに電力会社との接続契約が締結できない場合は、原則設備認定が失効すること。また、設備認定および接続権利を得たものの建設計画が滞り稼働できていない太陽光発電所が相当数存在することなどが背景。こうした未着工太陽光発電所を買い取り、グループのノウハウをもとに事業計画を再構築し、パネルメーカーや建設会社など外部の協力も得ながら開発を進めることで太陽光発電所を建設し、グループの収益を見込むとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）