国際帝石などエネルギー関連に買い集まる、ＷＴＩ原油が１カ月ぶり高値

　国際石油開発帝石<1605.T>、石油資源開発<1662.T>など資源開発関連やＪＸホールディングス<5020.T>など石油元売りセクター、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　日経・ＴＯＣＯＭ　原油ダブル・ブルＥＴＮ<2038.T>など原油市況動向とリンクするＥＴＮなどに買いが集まっている。

　ここ原油市況の上昇が顕著となってきた。直近では石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が９月の非公式会合で、供給過剰の解消に向け協議を行うとの思惑から、北米指標であるＷＴＩ原油先物価格が１５日終値ベースで３日続伸、１ドル２５セント高の１バレル＝４５ドル７４セントと１カ月ぶりの高値をつけている。これを背景に前日の米国株市場ではエネルギー関連や素材関連株が上昇し全体相場を支えており、東京市場にもこの流れが波及している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）