あおぞら郵船さんのブログ

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10月23日 8千円割れ目前

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【取引銘柄】
(売・買)テルモ 100株 4,120円→3,880円 +23,000円 
 
【ポートフォリオ】
なし
 
建て玉 0万円 余力 130万円
総資産 476,000円(含み益+0円 実現益+76,000円)
 
米金融大手のワコビアが3Q決算でおよそ2兆4千億円もの巨額損失を計上しました。これは一連のサブプライム問題で最大規模です。
ドル円相場が1ドル97円台にまで急落しています。
このまま行けば、ドル円相場は中期的に1ドル80円台を目指すことが確実なような気がします。
原油価格も1バレル66ドル台まで暴落しています。
ほんの3ヶ月前までは1バレル140ドル台であったことを思えば、『いかに投機マネーが原油価格を釣り上げていたか』が一目瞭然です。
バブル崩壊によって投機マネーが引き上げられたことで商品価格が急落したことは、怪我の功名というか、なんとも言えませんね。
 
今日、ソニーが今期の通期見通しを修正し、営業利益が7月時点の4700億円→2000億円へと大幅に下方修正しました。
・日経ネットの記事
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081023AT2D2302023102008.html

 
米国での自動車販売台数が数十%も激減したトヨタに続き、電機最大手のソニーの業績悪化が顕在化しました。
これから中期的に何度も、こういった業績の下方修正→失望売りは続いていくのでしょう。
そして、その度に、株価を「割安」とする基準であるファンダメンタルズが悪化することになり、「割安の基準」も下方修正を余儀なくされるでしょう。
まさに、地に足が着かない“底なし沼”という形容が相応しいように思います。
 
ちなみに、食品、電力、医薬品などのディフェンシブ銘柄であっても景気後退の影響は不可避です。
単純に考えれば分かるように、「家計が苦しくなれば、食費を切り詰める」のであり、「電気代を節約する」ようになり、「高額な治療は避け、できるだけ医者にかからない」ようになるのですから。
医薬品大手について言えば、「2010年問題」が間近に迫っているにもかからず、「FDAが全く承認を出そうとしない」ことで、特許切れによる売り上げ激減をカバーする新薬を発売することが出来ない、という状況が続いています。
したがって、バイオベンチャー等の技術革新とジェネリック医薬品の普及を除けば、医薬品業界は中期的に環境悪化が続いているといえますので、決して有望株であるとはいえない。
 
今度、日経225先物に挑戦してみようかと考えています。
以前にFX(為替証拠金取引)に挑戦した際には、「あまりに激しすぎる値動きと、厳しいマージンカット(損切り)ルール」に翻弄されて痛い目に遭いました。
現在は、日経平均は一時的にリバウンドはあっても中期的に下落し続ける、ということが明らかであると思われますので、そうであれば、日経225先物を売っておけば一儲けできる、という単純な発想です。
むしろ、「個別に優良銘柄を選び出し、ここしかないというタイミングで押し目買いを決行し、さらに、その後の下落の前に売り切る。」という手法のリスクの高さに比べれば、中期的に株価が下落するという予想が正しい限り、よりリスクは低いといえるのではないでしょうか。 
「先物を売って、現物を買う」という機関投資家の手法は以前から聞いていましたが、その有効性を初めて実感したような気がしています。
 
 
「新しい大統領が何とかしてくれるのかな~」




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