overさんのブログ

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あの人は、間違ってなかった。

あの人とは、さわかみファンドの澤上篤人さんです。
昔、リーマンショック前、さわかみファンドの買付けを始めました。リーマンショックの時に買付金額を減額、その1年後には買付ストップ。これは間違ったやり方でしたが、間違ってはいません、自分の保有している塩漬け株に資金を集中したのです。おかげで塩漬けは全部救えましたし、放置していたさわかみファンドも数千円の利益を出せて口座を閉じました。

さわかみファンドは月2回、さわかみリポートだったかさわかみ通信だったか忘れましたが送ってきてくれました。リーマンショックで景気が悪くなってからは月1回になりましたし、レイアウトも節約してるなぁと思わせるようになり、保有株一覧も最初は2枚ありましたが保有株を減らし最後には1枚になりました。

前回送られた保有株一覧と今回送られた保有株一覧を見比べ、この1か月の間に某株を買い増ししたな、よし、株価はどうだ?下がってるじゃないか!この下手くそ!!
なんて1人で怒ってました。心が荒んでたんですね。
今考えると、どこが底かわからない状況、もう底かもしれないという状況が長く続きましたから常に買い続けるしかなかったんですね。勇気のいることです。
去年、日経平均が上がり続けるのをみながら「あぁ、澤上さんは勇者だったんだ」と見直し自省してました。



昨日は味の素をNISA口座で100株(1900円)ナンピンしました。
すごい勢いで吸い取られてますが、粛々と買い下がるだけです。次は特定口座にて1800円で100株ナンピンする予定です。



そういえば澤上さんはよく大海原とか国民全員が数パーセントを投資に回せばとか、わけのわからないことや、可能性の低いをことを言って僕を苛立たせてたのを思い出しました。

4件のコメントがあります
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    リッキー8さん
    2018/2/10 09:37
    overさん、初めまして。
    ブログで「澤上篤人氏」が目に留まりコメント入れます。
    約15年くらいまえだったか、税理士の主催した講演会で「澤上氏」の講演を聞きました。当時は株式とか投資信託に興味がなく、何を言ってるかチンプンカンプンでした。
     その時の記念にと澤上氏が出版した「あなたも長期投資家になろう!」という本をサイン入りで購入しました。
     ずっと書棚にあり、株式投資を始めてから読んでみたんですが、どうも自分の正確に「長期投資」が合わず深読みすることをしませんでした。
     それが私の欠点だったと今更ながら気付きました。どうしても短期を追いかけてしまうと「業績がいいから」「材料が出たから」と高値を掴んでしまい、短期と考えていても損切が出来ず、損を大きくしてから損失確定を繰り返していました。
     表題には「春に種をまき、秋の実りを待つ」とあり、あなたも長期投資家になれるかの題目の中に「長期投資家の条件」があり
    1.業績の悪い時をチャンスと考えられるか」
    2.業績の最悪期に買い、最盛期に売れるか」
    3.不況時に敢然と買えるか
    4.暴落時に買えるか…等々

    その中に「企業の経営努力を見抜けるか」と一番大切なこともありました。
    私は長期投資は苦手だからと開設していませんでしたが、NISAは長期投資にはぴったりの商品だと思います。
     この機会にもう一度一読してみることにします。気が付かされてくれてありがとうございます。

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    overさん
    2018/2/10 10:47
    リッキー8さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

    去年一年間、正確にはブレクジット以降、上げ続ける日経平均を羨ましい気持ちの中、なすすべもなく過ごしていた時にさわかみファンドのことを思い出しました。そして保管していた数年分のリポートを捨てる前に一度全部読み直してみました。リッキー8さんのコメントにもある1~4を延々と述べてます。この状況になって読み直すと本当に目から鱗でした。15年前に書かれていた本と同じということはやはり一貫しているんですね。

    ITバブル、リーマンショック、東日本大震災、チャイナショック、ブレクジットなどの暴落を経験しこの体で学びました。暴落した株価がどうなるのかを。答えはおのずとでてきます、暴落時には買いだと。(歴史的高値からの暴落が買いかどうかは悩むところですが)


    最初は利益を上げたい。ブログに書きたい。自慢したい。など邪な気持ちが先行していましたが、最近では残り少ない投資人生をいかに効率よく進めていくかと考えが変わってきました。アベノミクスで手を出さなかったのかその証左だと思ってます。長期投資が正解かはわかりませんが、個人の投資家には限界があると思ってます。ですので有力企業を安い時に買って高い時に売る。配当利回りが高ければベター。何かあった時のために分散。答えは意外と単純でした。


    「企業の経営努力を見抜けるか」とありますが、さわかみファンドもオリンパスや日本風力開発発電、東芝など見抜けない闇の闇があるのも事実です。ですので僕は「企業の経営努力を見抜けるか」の努力はしないつもりです(笑





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    リッキー8さん
    2018/2/11 09:00
    overさん、いきなり長文ですみませんでした。
    私も「企業の経営努力を見抜けるか」は見抜けません(笑)
    どんな素晴らしいサプライズIRが出ても結果どうなるかなんて素人には分かりませんし、将来性なんて日進月歩の世の中(早すぎて分進日歩?)でどう変化してしまうか分かりませんね。
     反対に昔、仕手株と言われた「ボロ株」が最近業績好調になっている事もありますし・・
    「期待」だけで騰がってしまう株価を追いかけ期待しすぎて損切り多々・・・
    株価が下がり「割安」と飛びついてしまうのですが、何か原因があってのこと。
    世の中の流れに逆らわず、危機が訪れてもいつかは人間の知恵と努力で立ち直ることが出来ると信じて、危機こそ「長期投資」ですね。

    今が底かどうかは分かりませんが(笑)


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    overさん
    2018/2/11 18:31
    リッキー8さん、こんばんは。長文ありがたいです。

    ボロ株が業績好調の件、わかります。僕はゾンビ企業と言われた長谷工で苦しみましたし、次に苦しんだSUMCOなんて最近じゃ半導体関連?でテレビや新聞などでよく見かけます。株価500円を知ってるだけに驚きです。

    長期投資に水を差すようで申し訳ありませんが、お互いあまり気負わずにやりましょう。僕は一つの口座を長期投資専用に充ててます。資金の半分はそこに入ってます。4銘柄保有中で全体の12%しか運用していません。残り88%全部使いきるつもりですが投資先が見つかりません。待つのも長期投資だと思ってます。4銘柄の配当利回りは4%以上です。結構満足してます。この4%を維持するために安くなるのを待っています。これは売るのに時間がかかるのでこのみん株では発表しないで終わるかもしれません。

    よくこのブログに書くのは短期~中期の売買です。
    長期投資に対する一種のガス抜きかもしれません。ガス抜きは大切だと思ってます。何をするにも楽しくなくっちゃ、プロじゃないんですから。
    やはり色んな方法がありますでしょ?自分に合った投資方法を見つけるのが大切ですよね。僕は投資の実力は全くありません。財務内容を調べる気もありません。横着人間です(笑
    そんな僕がこの世界で生き残るには忍耐だけです。たぶん本当はメチャクチャ単純な世界なんじゃないかと思ってます。ただ、これだと多くは望めないですけど(笑
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