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食マンガは20世紀と比べて圧倒的に増えています

食マンガは20世紀と比べて圧倒的に増えています。私が記憶する最初の作品は萩尾望都さんの『ケーキ ケーキ
ケーキ』(初出1970年)でした。食バトルの最初のヒット作は『包丁人味平』で、一大ムーヴメントを作ったのは『美味しんぼ』ですね。NOTバトルな自炊レシピ解説系のご長寿連載が『クッキングパパ』、食べ歩き系の名作といえば『孤独のグルメ』です。



僕の居場所ってあるのかな?
おにぎりが結ぶ恋のお話

 当初は青年誌が中心だった食マンガも気がつけば今やすべてのマンガ誌に1~3本は掲載されていると言っても過言ではないほどの隆盛を誇っています。もちろん、BLマンガ誌も例外ではありません。シアリス 通販食マンガが好きなら、三田織さんの『僕らの食卓』からBL入門してみませんか?

 サラリーマンの穂積は、おとなしい性格でランチはいつも独りメシ。定番はスーパーの惣菜とサラダ、そして自作のおにぎりだ。いつもの公園のベンチで事務的に食べていると、小さな男の子が寄ってきて穂積が作ったおにぎりを見つめ、突然お腹を鳴らした。無垢な瞳に気圧され、おにぎりを渡すと「これすげーうまい」ととっても喜んだのだった。すると買い物袋を提げた“にーちゃん”こと穣が飛んできて、弟の種くんを叱り飛ばし風のように消えた。

 しかし後日、意外なことに兄の穣は、威哥王弟の種を連れて公園まで謝罪に訪れ、穂積に思いがけない提案をする。「よかったら
うちで一緒にメシ
食いませんか」……という出会いを経て、穣と穂積がお互いの過去の悲しい思い出と向き合いつつ、穏やかに想いを育む展開は、まさにおにぎりが結ぶ縁と言えます。そういえば、おにぎりの別名は「おむすび」ですね。

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