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株主総会議決権行使書

毎日のように株総の招集通知が舞い込んできます。


全てに可否を記入してコメントを付けて返送していますが、

過去の分と比較しながら事業報告等を読むのにもそれなりに時間がかかり急に多忙になってしまいました。

特に問題含みの会社については厳しい意見を付ける必要があり時間がかかります。

投資している会社の実情を知るには必要なステップとしてやっています。


一応チェックする項目は次の通りです。


1.配当は株総決議事項として、株主の同意を得てから決めること

2.営業利益率15%以上又は10%以上、ROE15%以上又は10%以上、DOE5%以上、自己資本比率40%±10%を目安とする

3.責任明確化のため取締役と執行役員の兼務は廃止すること

4.社外役員の兼務は3社以内、他社掛け持ちの数合わせ・お飾り社外役員は排除

5.社外役員の適格条件を厳格化し、独立性に問題ある利害関係者やお友達は排除

6.公官庁幹部経験者は癒着の疑惑を招くので社外役員起用は禁止

7.自社株買いはPBRが1倍以下の場合のみ実施、1倍以上の場合は増配によりROEを高める

8.買収防衛策は不要、保身は企業を衰退させる

9.ストックオープション制度は廃止、株式は役員持ち株会経由市場で購入し、

  役員も株価変動リスクを一般株主と共有すること

10.経営を歪める相談役・顧問制度は廃止する

11.国際化のため国際会計IFRSを採用すること



これ以外にも低ROEが継続したり、取締役の数が多すぎたり、株主配分が低かったり、不祥事を起こしたり、老害が目立つ企業、等々気が付いたものは指摘するように努力しています。






8件のコメントがあります
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    minoQさん
    2017/6/8 23:38
    こんばんは。
    仕事から帰ってくると、毎日、書類の山と格闘です。
    株主として配当もらっているので、株主としての責務を淡々と果たすのみです。
    しかし、同じようなことをチェックしている人がいるんだなって驚きです。

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    montontonさん
    2017/6/9 14:21

    minoQさん、こんにちは


    株価を買うというより、企業の持ち分を保有する観点から投資しているので、投資している企業の現状と展望は気になります。


    業績とは関係なくチャート等のテクニカル指標だけを見てトレードしている人には意味のない作業だと思います。


    この作業は結構面倒ですが、慣れてくると見るべきポイントが分かってくるので楽しいですよね。

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    minoQさん
    2017/6/9 23:14
    自分のカラダを知るが如く、企業の本質を知る。
    わかってくると面白いですね。
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    小督さん
    2017/6/10 13:45
    こんにちは

    >特に問題含みの会社については厳しい意見を付ける必要があり時間がかかります。

    企業から、何らかの返信はありますか?

    株主総会はともかく工場見学や株主懇親会などは東京近辺だけではなく、
    他の地方でも開催して欲しい、と要望を出したことがあります。
    私の意見を取り入れたのではなく、単なる偶然かと思いますが、
    アステラス製薬がその翌年から株主懇親会を始めました
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    montontonさん
    2017/6/10 20:49

    小督さん、こんにちは


    大部分の会社は何の返事も書いてくれません。

    しかし総務部長名で会社の考え方を丁寧に説明してくれた会社もありました。


    しかし返事はなくとも意見は必ず読んでいるはずで、意見を書いた1年後か2年後に要求が実現したことが多々ありました。

    これが偶然だったのかどうかは分かりませんが、株主として会社の発展を願って意見を言うのは良いことだと思います。


    株主と企業は運命共同体であり、しっかり監視していくことが必要だと思います。


    もちろん株価を売買するだけの短期売買のトレーダーには業績など関係のないことです。




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    minoQさん
    2017/6/10 23:28
    総会に足を運んで質問するのが一番ですよね。
    しっかり応える経営者もいれば、しどろもどろになりながら見当違いなことを応える経営者もいて面白い。
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    夢想人さん
    2017/6/11 19:07
    こんばんは。

    1は、法改正で、取締役会決議で配当が可能になって、大分たちますが、企業に対応まちまちですが、先進的な企業ほど、予め配当方針を明確にして、取締役会決議で配当している印象です。その方が早く、配当金が入金されるので、よほど極端な配当性向でなければ、株主総会決議ではなく取締役会決議でよいのではないかなと思っています。

    2は厳しいですね、我が勤務先は、俯くしかありません・・

    3は、会社規模で評価も変わりますし、より人の性質など実質面が本当は大きいのですが、中々株主からは見えないです

    4~11は、そのように進んでほしいですね。
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    montontonさん
    2017/6/12 14:06

    夢想人さん、こんにちは


    コメントありがとうございます。


    1.持ち株の中でも取締役会決議と株総決議の両方がありますが、取締役決議の配当性向は低く、株総決議の配当性向は高い傾向があります。取締役会決議では簡単に減配や無配にしてしまいますが、株総決議ではかなり努力して高い配当を維持している企業が多いように感じます。株主の監視のあるなしの違いではないかと思います。


    2.この経営指標は日本の企業では非常に厳しいと思いますが、海外の企業では達成しているところが多いようです。ただ、自己資本比率だけは海外と比べても高い企業が多く、日本企業は無駄な資金を溜め込んでいる傾向があるのかもしれません。また、営業利益率やROEが5%に満たない会社の役員選任議案は取締役失格として否認することにしています。


    3.監督する立場の取締役と業務を執行する立場の執行役員が同一だとガバナンス上問題が起こる可能性があると思います。しかし大部分の会社は兼務しているケースが多く、代表権のある取締役でありながら執行役社長などどなっています。管理する立場の人間と管理される立場の人間は別であるほうが望ましいと思います。


    コメント本当にありがとうございました。

    このような議論は大好きで、議論を通じて企業と株主とのより良い関係を深めていければさらに良いと思います。





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