眠り猫さんのブログ

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珍妄想

会社を辞めてひと月とちょっと経った。
暇なので、最近、いろんなことを考える。

1990年代の「失われた10年」の間に大きく変わったことの一つとして、企業の採用・評価基準がある。
それまでの終身雇用や年功序列が崩れ、実力主義が叫ばれるようになった。
でも、厳密にいうと、実力主義ではなく、実績主義なんだよね。
つまり、「どれだけのインプットがなされているか」ではなく、「どれだけのアウトプットをしたか」を問われるわけで、
そうなると、みんな自分の取り分をどれだけだっていうのを主張してくる。
会社で自分は、各部門や個人の評価を管理する部門にいたけれど、
他人の流した汗を自分の手柄にするような奴だっていたからね。
でも、そういう事をしてでもアピールした人間が役員になったりするんだよね、納得いかないけど。
各個人・各部門がそれぞれの最適化のみを考えているから、会社全体の最適化なんてなされるわけがない。

最初自分は、会社の利益に貢献することが自分の評価につながると信じて仕事をしていた。
けれども、人のためを考えた人間は他の人間の踏み台にされるというのはよくわかった。
(気づくの遅すぎ!)

そういった部分を踏まえて次の仕事を探していきたいな。
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2件のコメントがあります
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    眠り猫さん
    2007/8/10 14:10
    私の愚痴にお付き合いいただき、ありがとうございます。

    まあ、退職というきっかけがなかったら、こんなことを落ち着いて考えることもなかったのかなと思います。
    時間がある今のうちに、次のステップへの準備をしておこうと思います。
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    瓜生 憲さん
    2007/8/10 09:06
    考えさせられるお話です。
    会社が大きくなれば、成るほど、会社の全体像は見えなくなり、内向きの仕事が増えてきます。
    弊社はまだ小さいので、そんな心配はないですが・・・たぶん。