優利加さんのブログ

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株価サイクル③の局面だが・・・

昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -51.98 @18,086.40, NASDAQ -14.34 @5,199.82)。ドル円為替レートは103円台後半~104円での推移。本日の日本株全般は小幅続伸する銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,272に対して、下落銘柄数は564となった。騰落レシオは113.63%。東証1部の売買代金は1兆7731億円と薄商いで、11日連続2兆円を割り込み続けている。

TOPIX +4 @1,357
日経平均 +63円 @16,964円

TOPIXも日経平均も小幅続伸した。朝方は前日の米株安やニューヨーク市場での円高進行を嫌気した売りに押された。しかし、中国・人民元の基準値が前日に比べ元高・ドル安に設定され、中国の通貨安への懸念が後退したことでリスク回避ムードが和らぎ、取引終盤にかけて東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=104円台に下落した。これにより円高警戒感が後退して相場を下支えした。チャートを見ると上に動きやすい形となっている。上から10日、25日、60日移動平均線が並んでおり、株価は10日移動平均線の上に位置している。株価サイクル③の局面である。しかし、上放れるには材料不足だ。

明日10月19日午前に7~9月期の中国のGDPの発表を控えている。さらに日本時間10月20日午前には米大統領選候補の第3回テレビ討論会も予定されており、投資家の模様眺めムードも強かった。

シカゴ先物市場では、投機筋のドルに対する円の買越残高は直近で45,909枚(1枚は1250万円)と、4月に付けた年初来ピークから4割減った。8月上旬以来、約2カ月ぶりの低水準だ。
http://www.forexwatcher.com/cmepos.htm
一般的に海外のファンド勢は11月や12月に決算を迎えることが多く、一部で手じまいの円売りが出てくる可能性がある。そうするともう少し円安となる可能性があるが、1ドル=105円が精一杯か?

33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、パルプ・紙(2位)、建設(3位)、不動産(4位)、電気・ガス(5位)となった。
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