siozukeeeeeeさんのブログ

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北海道洞爺湖サミットへ送る、私のメッセージ!

資源高、食糧危機、地球温暖化問題は、新興国・産油国の成長に待ったをかけています。
これらので一番困るのは、先進国ではなく新興国・産油国です。
我々の生活も苦しくなっているとはいっても、直ちに生命に危険を覚えるというものではありません。
しかし新興国・産油国はどうでしょうか。
これから富みを得ようという新興国・産油国の人たちは、原油高からくる食料の高騰で、まさに生命の危機に立たされています。
タイからはこんなニュースが流れてきましたね。

物価高でお布施目当て?タイで偽僧侶急増 偽尼僧は始末悪い

7月2日10時35分配信 産経新聞

 【バンコク=菅沢崇】袈裟(けさ)を着用した偽の僧侶がタイのバンコクで頻繁に出没し、仏教界が困惑している。原油高や食糧不足による物価高の中で、お布施を目当てに通りで托鉢(たくはつ)を行っており、東北部の農村から集団でバンコク入りしたり、隣国のマレーシアやシンガポールに“出稼ぎ”にも行くという。事態を放置すれば仏教界全体のイメージも損なわれかねず、警察当局は摘発に乗り出している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080702-00000904-san-int

新興国・産油国ほど、持つ者と持たざる者の格差はとても大きいです。
資源高で恩恵を受けるものは、食糧危機など、どこ吹く風でしょう。

しかしちょっと待ってください!

資源高の恩恵が受けれるのも、新興国・産油国の未だ持たざる数十億の人間がこれから富を手に入れるであろうという期待感から、資源の需要が先取りされ、新興国・産油国の一部の持てる者が資源高の恩恵を受けることが出来ているのです。
もしこれが、新興国・産油国の資源の出し渋りによって資源高が続くとなれば、新興国・産油国の持たざる者が富を得る機会は遠ざかり、先進国の企業は将来の需要減の予測から、新興国・産油国での投資を控えるようになるのです。
するとどうなるでしょうか?
はっきり申し上げましょう。

資源相場の大暴落が訪れることでしょう!
そんなことになれば、困るのは新興国・産油国の持てる者ではありませんか?

7日開幕する北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で、しゃかりきになって、資源高、食糧危機、地球温暖化問題に取り組まなければならないのは、我々先進国でありません。
新興国こそ、命がけになって取り組まなければ、未来がないだけでなく、現在の繁栄さえ吹っ飛んでしまうことになるのです。
先進国は出来る限りの準備はしております。
あとは新興国・産油国が、自らの運命を自らの手で決めるだけなのです(笑)
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