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ユリウスさんのブログ

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民主党が反省すべきこと -マニフェストだけではない-

 新聞報道によると、野田首相は10日午後に福岡市で開かれた民主党の09年マニフェストに関する「政策進捗報告会」で、「できなかったことを反省しながら、より実現感のある、より精度の高い、約束を守れる内容のものを作り上げたい」と語っている。翔年はこの言葉を「ハイそうですか」と素直に聞く耳を持ちません。


 民主党は18日までに全国計11箇所で検証結果を報告するための集会を開く予定としている。集会は何時もよりも大分反省ムードの報告会になりそうではあります。
 
 国民は民主党のお詫びの内容を精査するとともに、なぜそのようなマニフェストをつくり、それを選挙で掲げ、政権を奪取したにも関わらず、政策実現ができなかったのか、その原因は何か、反省して民主党の内部から取り除いているのか、よく見極める必要があると思う。
 細野政調会長のもとで作成され、「政策進捗報告会」に配布された資料には「政権をとれば、何でも出来るという傲慢さ、政権運営の厳しさをしらない未熟さがあった。」と陳謝の言葉があったそうです。民主党の発表では参加者163人の中、122人が党員・サポーター、一般の参加は41人だった。ほとんどの人は言い訳を聞いても仕方がないと思ったのではないでしょうか。



 まず、2009年の民主党マニフェストの主要政策の現状を、分りやすく◎、○、△、×評価をつけて見ておこう。

1 無駄使い根絶などで16.8兆円の財源確保 (評価:×)
 仕分け作業で大騒ぎしたにも関わらず12年度はたったの4兆円だった。無駄を省くどころか、復興予算のでたらめな使い方に象徴されるように、無駄なことにドンドン税金を投じている。

2 ガソリン税など暫定税率廃止 (評価:×)
 廃止は真っ赤なウソ、暫定税率は維持されたまま。

3 年金一元化と月7万円の最低保証年金の創設 (評価:△)
 社会保障制度改革国民会議で議論すると三党(自公民)で合意しているが、その後の動きはない。実現は困難に見える。

4 衆議院の比例定数80削減 (評価:×)
 12年通常国会に比例定数40削減の法安を提出したが廃案になった。法安を出しただけ。成立する目途は全くたっていない。

5 高速道路の無料化 (評価:△)
 約2割を無料化したが、東日本大震災の復興財源確保のためと称して、凍結している。

6 国家公務員のそう人件費2割削減 (評価:△)
 合計で約5000億円(約1割)を削減した。何故50%の削減しかしないのかわからない。

7 子供手当て(月額2万6千円)の創設 (評価:△)
新たな児童手当として原則1万円支給とした。対象は中学生までに拡大した。
翔年はこのような現金バラマキには反対です。結局、金で票を買って選挙に勝とうとしているに過ぎませんず、政策の名に値しません。

8 高校授業料の無償化 (評価:○)
 公立校の授業料徴収を廃止。私立校生には最低年11万8千800円を助成。
これも現金バラマキです。

9 農家への個別所得補償 (評価:○)
 実施中。
 これも現金バラマキなので大反対。高齢者の農家に現金を配って票を買い集めているだけ。日本の農業を強くするために、こんなことは何の役にも立っていない。将来の食料危機が来る前に、日本農業の再生はどうしてもやらなければならない農業改革だというのに…。

 ざっとこれだけを見ても、抜本的な改革は何ひとつできていない。出来たのは政策とは呼べないバラマキのみでしたね。
 普天間移設問題、八つ場ダムの中止、震災復興、大学設置の認可問題など、目を覆いたくなるような政府のミスバカリ目立ちましたね。
 それでも政権の座に居座ること3年、マニフェストを守る、守るといいながら、少しも政策を進展させないばかりか、天災や外部環境の変化(世界経済の縮小、中国問題等)に現実的対応も上手くできず、無策の3年が空費してしまったことは間違いありません。

 大きな問題は年金制度改革だけではありません。エネルギー政策、一票の格差是正、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加など、早く結論を出して法案化しなければならない問題が山積しているのです。でも今の民主党にそれらを遂行する力はありません。

 衆議院の解散は否応なく目前に来ています。これ以上の引き伸ばしは、無意味だと思います。今度こそ政策を中心とした政治家集団を二つもしくは三つ作って(政界再編)、ダイナミックな新しい政治が行われることを期待します。


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