トヨタ決算、営業利益７２％減

[arama-さん]

　トヨタ自動車の２０１１年４月から１２月期の連結決算は円高やタイの洪水の影響で、営業利益がおよそ７２％減るなど大幅な減収減益となりました。

　トヨタが発表した２０１１年４月から１２月期の連結決算は、売上高が１年前に比べて１０．２％減って１２兆８８１１億円でした。本業の儲けを示す営業利益は７２．３％減少して１７１億円に、当期純利益は５７．５％減少して１６２５億円になりました。

　トヨタは今回の決算の要因として、円高が進んだことによるマイナスが３０００億円を超えたことや、タイの洪水被害による生産台数の減少を挙げています。

　一方、２０１２年３月期の通期の業績見通しについては、「アクア」などエコカーの販売が好調なことから売上高を１８兆３０００億円、営業利益を２７００億円、当期純利益は２０００億円と前回の発表からいずれも上方修正しました。（07日15:38）