節目を守れるか

[映画ずきのしんちゃんさん]

６日の日経平均は9584.37（-31.18）、雲の下だが、基準線の上、転換線9569の上をなんとか維持。　ボリンジャーは下向きのTPの下、MACDは上昇。RCIは天井をうって下落。一目はなんとか節目を守っているが、ボリンジャーは陽転できず、RCIも下げており、上値も切り下がっており、節目を守れるかどうか微妙。

ダウは12426.75（+32.85）　雲　基準線　転換線の上、ボリンジャーはプラスσの上、MACDは上昇。RCIは天井圏。小動きながら、決算期待を背景にじりじりと上昇している。

ドル円は85.47　雲　基準線　転換線の上、ボリンジャーは　プラス２σを突破、MACDは上昇。ドル上昇の勢いはなお強い。週足も基準線、転換線の上だが雲の下限85.74に接近しつつあり、これを越せるかどうかが一つの注目点になる。

円安の動きは極めて強いが、日経平均は反応せず、節目を切りそうな気配になっている。サプライチェーンの寸断が、輸出産業の採算への円安の影響をそぎ落としているという印象。サプライチェーンの代替、回復がみえてくれば、これはリバウンドするだろうと思われるが、RCIが下降局面にあり、震災の実態経済への経済的影響を織り込む過程はまだしばらく続くのではないか。