映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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日米ともに堅い

29日の日経平均は、9522.50(+71.11)と上昇。5月11日の高値9503を抜いてきた。転換線9324の上で、転換線は上昇中。ボリンジャーも上昇。プラスσを越えてきた。週足も転換線の上、ボリンジャーもプラスσで上昇中でまだ勢いがある。ただ週足の雲の下限10163が下に垂れ込めてきており、10000円前後までくると頭が重くなるかもしれない。

29日のダウは、8500.33(+96.53)。転換線8406を回復。直近高値8496も越えてきた。戻り高値8587の手前でとまった形。ここを抜けてくるとかなり明るくなる。週足も転換線8014の上で、上昇基調を続けている。

ドル円は、95.32。アメリカの金利急騰を反映して、ドル高に動き、雲の中を上がっていたが、基準線96.72を越えられずに降下。転換線95.46も割ってきた。雲の下限95.13の手前でとまっているが、これを下抜けるとふたたび円高トレンドが強まって、週足基準線94.30を試す可能性がある。週足のボリンジャーはTPが97.85で、ここに届かず、マイナスσ95.96も割ってきているので、円高警戒はまだ解けていないが、ドルを買う圧力も顕在化して、動きがあらくなっている。

GMの破綻は基本的に織り込み済みのようで、どうなるにせよ、大きな動揺はおきないだろう。株式市場のチャート自体は堅調だ。ドル円の動きははっきりしないが、円高方向へふれる可能性がなおあるように思う。ただ、アメリカの10年もの国債の金利は、週足が、雲の上限3.60を破って上昇しており、月足基準線3.68も上に抜けそうな気配になってきている。週足ボリンジャーも外に抜けて急拡大しており、金利の上昇は避けられない様子である。これを手がかりに、ドル高に動くとすれば、ドル円の円高は一服する可能性はある。東京にとっては悪い話ではないであろう。
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