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米利上げ+売筋書籍=波乱の時には自分のルールを忘れない

2022.02.13

 今年は下向きの波乱対応ルールを、かなりしっかりつめている。つめておかないと、いざその時、フリーズして動けないからだ。
 やばいかもしんない、一相場終わるかもしんないの根拠は3つだ。
 アメリカ利上げ、5月セルのことわざ、売れ筋の本

 まず利上げ。

 アメリカが3月からの利上げを発表した。

 短期のトレーダーは、基本はチャート勝負だ。だから、「利上げ」ときいて、長めのチャートの動きが2つほど浮かべば、ことは足りる。

 

1.  金利と債券は反比例。

 金利が上がると債券は下がる。あっちのまわりの金持ちが、預金の代わりに使っているAGGってのがある。米国総合債権ファンドという。iシェアーズコア米国債権市場コアが、これにあたる。格付けAAA債権が7割で構成され、ボラが小さい。

 理論上、金利が1%上がると、AGG6%下落 になっている。

 

2.  金利とIT・ハイテクは反比例。

 金利が上がると、ハイテク系やIT系の株価が下落する。アメリカ指数なら、ナスダックにより強く出る。
 資金が脆弱な新興市場も影響大だ。日本では、マザーズ指数がまれに見るドカ下げをやった。


 2つめ、ことわざ

 株式市場には、5月に市場を去れ9月末頃まで帰ってくるなよ、みたいなことわざが複数存在する。

 利上げ理由の撤退資金が出る、通常の5月以降の資金の細りがある。合わさる6月7月あたり、要注意だ。


 3つめ、売れ筋書籍のトレンド

 ビジネス書籍で売れ筋街道を走る、厚切りジェイソン著「ジェイソン流お金の増やし方」

 同じ系統で山崎元著「お金の増やし方」、両@リベ大学長著「お金の大学」なんかがあるんだけど、よく売れているそうだ。これらは超長期アメリカ株インデックス投資のやり方が書いてある。

 株本が平積みされだしたらマジやばい、という経験則はアテにできる。

 今回の場合、米国株インデックス投資関連書籍が揃ってとっても好調=ダウ、ナス、SP500は、年始早々天井をうったかも。が可能性枠に入ってくる。

 ガラ小中短期ではなく、ガラ大長期だった場合、どう動くか考えておかないとフリーズする。


 ちなみに、米株弱気相場の平均は11ヵ月12ヵ月、長くて30ヵ月前後というデーターがある


 あっちには波乱時のルールがある。

     波乱の時には、自分で決めたルールを忘れない。 だ


 







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