【中銀チェック】ECBは0.25%利下げへ
【中銀チェック】ECBは0.25%利下げへ
12日のECB理事会は今年4回目の利下げが見込まれています(6月に利下げを開始、7月の据え置きを経て、9月、10月と利下げ)利下げ幅は0.25%で預金ファシリティ金利は3.0%となる見込みです。
ユーロ圏は景況感が悪化しており、一時は大幅利下げを期待する動きが見られました。ユーロ圏及びフランス、ドイツの11月購買担当者景気指数(PMI)が軒並み弱く出た11月22日には、短期金利市場での0.5%の利下げ見通しが一時50%を超える場面まで見られました。
さすがに行き過ぎ感もあって直前ではほぼ0.25%利下げ見通しで一致しています。
ただ、ここにきてユーロ圏は政治がらみのリスクが指摘されています。ドイツ連立政権が11月に崩壊、12月に首相の不信任決議が予定されています。さらにフランスは12月4日に不信任決議案が可決。マクロン大統領は新首相を決める必要がありますが、かなり難航しそうです。
こうした状況がECBの姿勢にどこまでの影響を与えるか。ラガルド総裁の会見に注目が集まります。今後の利下げ継続姿勢が強く示されるとユーロ売りにつながる可能性があります。
MINKABUPRESS 山岡
12日のECB理事会は今年4回目の利下げが見込まれています(6月に利下げを開始、7月の据え置きを経て、9月、10月と利下げ)利下げ幅は0.25%で預金ファシリティ金利は3.0%となる見込みです。
ユーロ圏は景況感が悪化しており、一時は大幅利下げを期待する動きが見られました。ユーロ圏及びフランス、ドイツの11月購買担当者景気指数(PMI)が軒並み弱く出た11月22日には、短期金利市場での0.5%の利下げ見通しが一時50%を超える場面まで見られました。
さすがに行き過ぎ感もあって直前ではほぼ0.25%利下げ見通しで一致しています。
ただ、ここにきてユーロ圏は政治がらみのリスクが指摘されています。ドイツ連立政権が11月に崩壊、12月に首相の不信任決議が予定されています。さらにフランスは12月4日に不信任決議案が可決。マクロン大統領は新首相を決める必要がありますが、かなり難航しそうです。
こうした状況がECBの姿勢にどこまでの影響を与えるか。ラガルド総裁の会見に注目が集まります。今後の利下げ継続姿勢が強く示されるとユーロ売りにつながる可能性があります。
MINKABUPRESS 山岡
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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