米10年債利回り上昇 FOMC委員は姿勢変えず=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:30)(日本時間05:30)
米2年債 4.822(+0.027)
米10年債 4.418(+0.043)
米30年債 4.558(+0.046)
期待インフレ率 2.329(+0.012)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは上昇。今週の米消費者物価指数(CPI)を始めとした一連の経済指標を受けて市場はFRBの利下げ期待を再び強め、短期金融市場では9月と12月の年内2回の利下げを見込んでいる。
ただ、FOMC委員は姿勢を変えておらず、直近伝わっている委員の発言は、インフレの動向をなお確認する必要があり、現段階では高金利継続が好ましいとしている。本日はボウマンFRB理事の講演の事前原稿が伝わっていたが、場合によっては利上げの可能性に言及。以前と変わらずにタカ派姿勢を継続していた。
10年債は4.41%まで戻し、2年債も4.82%台まで上昇した。
2-10年債の利回り格差は-41(前営業日:-42)と逆イールド拡大は一服。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
米2年債 4.822(+0.027)
米10年債 4.418(+0.043)
米30年債 4.558(+0.046)
期待インフレ率 2.329(+0.012)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは上昇。今週の米消費者物価指数(CPI)を始めとした一連の経済指標を受けて市場はFRBの利下げ期待を再び強め、短期金融市場では9月と12月の年内2回の利下げを見込んでいる。
ただ、FOMC委員は姿勢を変えておらず、直近伝わっている委員の発言は、インフレの動向をなお確認する必要があり、現段階では高金利継続が好ましいとしている。本日はボウマンFRB理事の講演の事前原稿が伝わっていたが、場合によっては利上げの可能性に言及。以前と変わらずにタカ派姿勢を継続していた。
10年債は4.41%まで戻し、2年債も4.82%台まで上昇した。
2-10年債の利回り格差は-41(前営業日:-42)と逆イールド拡大は一服。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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