【海外市場の注目ポイント】5月の米フィラ連銀製造業景況指数など

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/16 14:20
 日本時間午後9時半に5月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数が発表される。大方の予想は8.0なっており、前月の15.5を下回り、2カ月ぶりに低下するとみられている。前日に5月の米ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表されており、予想を下回っていた。5月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数も同様の結果になれば、ドルが売られる可能性がある。
 
 また、日本時間午後9時半には4月の米住宅着工件数、同10時15分には4月の米鉱工業生産指数も発表される。4月の米住宅着工件数は、大方の予想が年換算142万1000戸となっており、前月の同132万1000戸を上回り、2カ月ぶりに増加すると見込まれ、4月の米鉱工業生産指数は、大方の予想が前月比0.1%上昇となっており、前月比では3カ月続けて上昇するとみられている。
 
 さらに、このあとの海外市場では、欧英米の中銀関係者も相次いで発言することになっている。日本時間午後5時にデギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁の会見、同午後6時にパネッタ・イタリア中銀総裁の討論会参加、同午後6時15分にデコス・スペイン中銀総裁の講演、同午後7時にセンテノ・ポルトガル中銀総裁の会見、同午後8時にグリーン英金融政策委員会(MPC)委員の講演、同午後8時半にナーゲル独連銀総裁の講演、同午後9時15分にビルロワドガロー仏中銀総裁の国際会議出席、同午後11時にバー米連邦準備理事会(FRB)副議長の議会証言とバーキン米リッチモンド地区連銀総裁のテレビインタビュー、同午後11時半にハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁の講演、同17日午前1時にメスター米クリーブランド地区連銀総裁の講演、同17日午前4時50分にボスティック米アトランタ地区連銀総裁の討論会参加が予定されている。
 
MINKABU PRESS

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)