「ミライシード Power Update 2024!」がスタート 小中学校向けタブレット学習支援ソフト「ミライシード」がNEXT GIGAでの活用を視野に2024年4月より順次機能強化

新アプリ「オクリンクプラス」などで子ども主体の授業を実現、一部学校から利用開始へ

　株式会社ベネッセコーポレーション（本社：岡山県岡山市，代表取締役社長：小林 仁）は、このたび、小中学校向けタブレット学習用オールインソフト「ミライシード」を2024年4月より順次大幅にアップデートし、一部学校での利用を開始いたします。


　今回のアップデートは、NEXT GIGA（※1）での活用を視野に、オクリンクとムーブノートの特長や価値を統合した後継アプリ「オクリンクプラス」の提供開始、「ドリルパーク」の増問といった従来アプリの機能強化に加え、ミライシード上で小テストを実施可能にする新アプリ「テストパーク」の提供をスタートするなど、大規模な機能改善や新アプリ追加を行うものです。このアップデートによって、より子どもたちが主体的に学びに向かうことができ、令和の日本型学校教育で求められる「個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実」を図ります。
　「ミライシード」は、一斉学習・協働学習・個別学習それぞれの学習場面に対応したタブレット学習用オールインワンソフトとして、2014年にリリース後、GIGAスクール構想によって導入が拡大し、全国の小中学校の約30%に相当する9,000校超（2024年3月時点）でご利用いただいています。
　全国各地の先生方とともに教育のアップデートを目指す「ミライシード」は、2024年に節目となる10年目を迎えました。これまでミライシードを活用いただいた多くの先生からのご意見や、これからの学校教育を見通し、大規模な機能改善や新企画を実施してまいります。
各アプリのアップデートの詳細は順次、以下の特設サイトでもご案内いたします
　https://bso.benesse.ne.jp/miraiseed/power-update/　
※１：2024年度以降にGIGAスクール端末の更新時期を多くの自治体が迎えます。この更新時期を迎える機会を「NEXT GIGA」と表現しております。

■アップデートキャッチコピー　：「ミライシード Power UPdate 2024!」


　大幅に機能や操作性が強化されることから「Power up」と、先生方のお声を受けて改善を進めた「Update」の2つの意味を組み合わせ「Power UPdate」と表現しました。今後様々な媒体やコミュニケーションにおいてユーザーの先生方をはじめ、多くの皆様に改訂内容を告知してまいります。



■ミライシードについて（サービスの概要）

　ベネッセコーポレーションの「ミライシード」は、一斉学習・協働学習・個別学習それぞれの学習場面に対応した、小中学校向けタブレット学習用オールインワンソフトです。
　直観的な操作で子どもが自由に考えを表現できる授業支援アプリ「オクリンク」や、意見共有・相互評価をリアルタイムで実現できる協働学習アプリ「ムーブノート」、AIを搭載したアダプティブドリル「ドリルパーク」などを提供しています。
　GIGAスクール構想により、タブレットを用いた学習が小中学校で急速に導入されたなか、全国の小中学校の約30％に相当する9,000校超・334万人以上の生徒（2024年3月時点）にご活用をいただいています。
▶「ミライシード」ウェブサイト：https://bso.benesse.ne.jp/miraiseed/index.html　
▶「ミライシードファンサイト」活用支援サイト：https://bso.benesse.ne.jp/miraiseed/fansite/　

■2024年4月末「ミライシード」アップデートの概要
1）新アプリ「オクリンクプラス」のリリース
　アップデートの第1弾として、先生からいただいた多くのご意見・ご要望を反映して「オクリンク」と「ムーブノート」の特長や価値を統合した後継アプリとして、「オクリンクプラス」をリリースします。
　従来、「オクリンク」はシンプルな機能と直感的な操作性をもった児童・生徒が自分の意見をまとめて発表するためのアプリで、「ムーブノート」は個人の意見を瞬時にクラス全体に共有し、全員参加の授業を実現するためのアプリであるため、別アプリとして提供していました。
　「オクリンクプラス」は、その後継アプリとして、GIGAスクール環境下でご活用いただいた先生方の声をもとに、両アプリの特長や価値を統合します。これによって、1つのアプリ内で協働学習・個別学習・振り返りをより充実させ、子どもたちが主体的に学びに向かえる空間を目指します。
　なお、今後順次さらなる機能拡張を進めますので、改めてご報告をいたします。

※各小中学校への導入時期については各教育委員会様と調整のうえでのリリースとなります。このため自治体により導入時期が異なりますので予めご了承ください。
※また、現在の「オクリンク」「ムーブノート」は引き続きご利用いただけます。

2）「ドリルパーク」の増問
　小学校1年生から中学3年生までの問題を搭載し、自動採点やリアルタイムでの取り組み状況把握や、AIを用いた個別最適学習を支援するアプリ「ドリルパーク」において、提供問題数を増問します。
特に中学校に向けて「英語」「古典」「高校入試問題」などを中心に問題を追加搭載します。

3）2025年4月に新アプリ「テストパーク」のリリース予定
　さらに、2025年4月に、「テストパーク」をリリースする予定です。「テストパーク」はミライシード上で動く新しいアプリケーションで、教科書の単元ごとの確認テストを収録したＣＢＴシステムです。先生方のテスト作成や採点の負荷を軽減し、働き方改革に繋げます。さらに、テスト後の解説や解き直し機能により、復習効果を高め、児童・生徒の学力向上を支援します。
2024年4月より、一部の学校でモニター利用いただき、先生方と共に共同開発と実証研究を進めてまいります。
※「テストパーク」の詳細については改めてご報告いたします。