藤田観、今期経常を赤字縮小に上方修正

　藤田観光 <9722> [東証Ｐ] が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は35.1億円の赤字(前年同期は103億円の赤字)に赤字幅が縮小し､従来の46億円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の62億円の赤字→59億円の赤字(前期は165億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益は23.8億円の赤字(前年同期は61.9億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常損益は12.9億円の赤字(前年同期は42.4億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-62.7％→-15.4％に急改善した。

株探ニュース