【買い】ビジネスブレイン太田昭和（9658）上期経常を4.2倍上方修正し、かつ割安株◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

上期経常を4.2倍上方修正

8月24日は日経平均▼80.87円の19353.77円と下落、TOPIXは▼7.85ポイントの1592.2。
現在CME日経先物は19410円（円建て）、為替も109.54円と推移している。

本日25日は北朝鮮の「先軍節」。新型のSLBMの発射が警戒される。
またジャクソンホール会合が始まり、23時にイエレンFRB議長発言・28時にドラギECB総裁の発言がある。ドラギECB総裁は「ECBとして資産購入プログラム終了に関する発言はない」とされているが、ユーロ高を抑えるためのコメントがある可能性もあり、不透明感が漂う。

北朝鮮への地政学リスク、年後半の相場に影響を及ぼす大イベント控え、今日は様子見とポジション調整が多いだろう。

【ビジネスブレイン太田昭和】
企業会計分野に特化したコンサルティング、システム開発が主力。情報セキュリティ分野も展開する。

7/31に決算では18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は前年同期2.45億円の赤字→8900万円の黒字転換。上期（4-9月）計画の1.2億円に対する進捗率は74.2％。8/24上方修正を発表。上期同利益を従来予想の1.2億円の黒字→5億円の黒字に。これに伴い、通期の連結経常利益も従来予想の10億円→12億円、前期の7.5億円に対し20％に拡大する見通し。受注の増加、品質・生産性の改善等が増益に寄与した模様。同時に連結子会社グローバルセキュリティエキスパート株式会社と兼松エレクトロニクス株式会社との間で資本業務提携を行うことを決議を発表。

テクニカル面では日足、週足、月足とも右肩上がり。決算発表後から上昇が加速し、8/4に年初来高値1111円をつけた。今回の上方修正の発表を受け、更なる上昇を期待できるだろう。

業種：情報・通信
時価総額：87.7億円
PER：14.62倍
PBR：0.87倍