スバル興が７日続伸、自社株買いと１７年１月期業績予想の上方修正を発表

　スバル興業<9632.T>が７日続伸。８日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。上限を４０万株（発行済み株数の１．５３％）、または１億６０００万円としており、取得期間は９月９日から１１月３０日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするためとしている。

　また、１７年１月期の連結業績予想について、売上高を１９４億円から２００億円（前期比１．４％減）へ、営業利益を１５億５０００万円から１９億円（同２．２％増）へ、純利益を１０億２０００万円から１２億５０００万円（同１．６％増）へ上方修正したことも好材料視されている。

　上期に道路維持・補修工事で、新規受注や既存工事の増工、さらに追加受注などに注力したほか、原価管理の徹底などを図ったことが寄与。また、一部飲食店で新たなサービスの提供による集客増を図ったことなども業績向上に貢献した。

　なお、第２四半期累計（２～７月）決算は、売上高１０４億６００万円（前年同期比６．８％増）、営業利益１４億６８００万円（同４５．１％増）、純利益９億６５００万円（同５９．９％増）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）