セレスポが大幅続伸、セレモニー部門など牽引役となり第３四半期営業利益は６割増

　セレスポ<9625.T>が大幅続伸し昨年来高値更新。８日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１６年４～１２月）の単独決算が、売上高１０２億８００万円（前年同期比１７．５％増）、営業利益１０億６５００万円（同６１．９％増）、純利益７億２１００万円（同６９．７％増）となり、６割を超える営業増益となったことが好感されている。

　岩手国体関連の受注獲得が寄与したことに加えて、セレモニー部門で全国農業担い手サミットなどの受注があり、行幸啓事業の請負額が過去最高額となったことが業績を牽引した。また、民間企業・団体などから周年記念事業の受注が増加したことや、企業運動会の受注増加なども寄与した。

　なお、１７年３月期通期業績予想は、売上高１１０億円（前期比２．４％増）、営業利益５億円（同１８．３％増）、純利益３億３０００万円（同２１．４％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）