四国電、今期経常を53％上方修正・37期ぶり最高益更新へ

　四国電力 <9507> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の646億円に急拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の380億円の黒字→580億円の黒字(前期は225億円の赤字)に52.6％上方修正し、37期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は66.1億円の赤字(前年同期は398億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の491億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.3％→22.2％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　燃料価格等の見直しに伴い、需給関連収支の好転が見込まれることなどから、上記のとおり修正いたします。