日テレＨＤ、テレビ朝日ＨＤなどテレビ各社が軟調、ＴＢＳＨＤにツレ安の動き

　日本テレビホールディングス<9404.T>、テレビ朝日ホールディングス<9409.T>、テレビ東京ホールディングス<9413.T>などテレビ各社が軟調。この日は、ＴＢＳホールディングス<9401.T>が三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券のレーティング引き下げを受けて大幅安となっており、これにツレ安する格好となっている。

　同証券では、レーティング引き下げの要因として、「消費低迷で主要広告主の出稿抑制傾向が強まるという循環的要因に加え、ＮＨＫとの視聴率競争激化や視聴者のテレビ離れの影響、ネット・イベント広告の台頭などの構造的要因で事業環境は悪化している」と指摘。事業環境の悪化は各社に共通するだけに、収益低迷懸念が生じているようだ。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）