ＳＦＪ、前期経常を15％下方修正

　スターフライヤー <9206> [東証Ｓ] が4月17日午前(10:41)に業績修正を発表。24年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の12.4億円の黒字→10.6億円の黒字(前の期は7億円の赤字)に14.5％下方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の25.5億円→23.7億円(前年同期は16.1億円)に7.1％減額し、増益率が58.0％増→46.8％増に縮小する計算になる。

　同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期通期業績予想につきまして、旺盛な航空需要のもと売上高は予想を上回る予定であるものの米ドル為替市場が前回発表予想で想定した135円よりも大幅に円安進行したことにより、外貨建取引である整備費用に備えた定期整備引当金や航空機賃借料等のコストが上昇し上記の通り修正することと致しました。※上記業績予想は発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績については、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります