ＪＡＬは弱含みもみ合い、ＭＲＪ導入で地方路線強化へ

　日本航空<9201.T>は弱含みもみ合い。同社は三菱航空機が１７年の商用化を目指して開発中の小型旅客機「ＭＲＪ」３２機を初めて導入すると２８日付の日本経済新聞が報じた。地方路線にＭＲＪを投入し目的地までの所要時間を短縮するなどで顧客の利便性を高めニーズを取り込む構え。ＭＲＪは燃費にも優れており、休止していた地方路線の一部を復活させることも検討すると伝えられている。経営再建の過程で縮小した地方路線を強化することで、業容拡大効果に対する期待が膨らむ。ただ、足もとは資金調達などの面でマイナス要因もあり、反応が薄くなっている。

ＪＡＬの株価は９時４分現在５７９０円（▼３０円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）