毎コムネットの第３四半期は営業利益が２割減

　毎日コムネット<8908.T>がこの日の取引終了後、第３四半期累計（１６年６月～１７年２月）連結決算を発表しており、売上高１０２億２３００万円（前年同期比８．６％増）、営業利益５億６１００万円（同２０．１％減）、純利益３億３４００万円（同１８．７％減）となった。

　学生の安心・快適な住居ニーズへの高まりを背景に不動産マネジメント部門が伸長したほか、販売用不動産の売却が進み不動産デベロップメント部門も２割強の増収となった。ただ、不動産デベロップメント部門における販売用不動産の物件売却益が減少したことで、営業利益は減益を余儀なくされた。

　なお、１７年５月期通期業績予想は、売上高１４６億円（前期比７．５％増）、営業利益１５億３２００万円（同１．４％増）、純利益９億４０００万円（同６．３％増）の従来予想を据え置いている。

　同時に、５月３１日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表した。より投資しやすい環境を整えるため投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上および投資家層の拡大を図ることを目的としているという。効力発生日は６月１日の予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）