京葉銀が高い、自社株取得と自己株消却同時発表で底値離脱

　京葉銀行<8544.T>はカイ気配で始まり３日続伸、値刻みこそ小幅ながら底値離脱の兆しをみせている。今回の決算発表シーズンは自社株買いラッシュとなったが、市場では企業の株主還元姿勢に注目が集まっている。そのなか同社は１７日取引終了後、自社株取得枠の設定と自己株式消却を同時に発表し注目が集まった。自己株式を除く発行済株式数の１．１２％に相当する３００万株、１５億円を上限に５月１８日～９月２３日の期間内に取得する方針。資本効率の向上により株主への還元を図る。さらに、これに加えて３００万株の自己株式消却も発表（消却予定日は５月３１日）、これが好感された格好だ。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）