＜チャートの視点＞＝東邦ＨＤ、一目均衡表の雲を上抜く

　医薬品卸などを手掛ける東邦ホールディングス<8129.T>はきょう一時、前日比７４円高の２０９１円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（２４日時点：２０５４円）と先行スパン２（同：１９１０円）で囲まれた範囲（雲）を上抜けた。４月２日に年初来高値２２０８円をつけたあとは利益確定売りなどに押されたものの、７５日移動平均線を目前に下げ渋り。底堅さが意識されるなか、足もとでは５日移動平均線（２４日時点：２００２円）と２５日移動平均線（同：２０５８円）のゴールデン・クロス（ＧＣ）が視野に入っている。
　なお、同社は５月９日に、１４年３月期通期の連結決算を発表する予定。会社側は２月３日時点で、売上高１兆１８１０億円（前の期比３．６％増）、営業利益１４７億円（同７．４％減）を見込んでいる。

東邦ＨＤの株価は１３時３９分現在２０６０円（△４３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）