デサント、今期最終を一転23％増益に上方修正

　デサント <8114> が11月5日午前(11:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は24.8億円の黒字(前年同期は12.6億円の赤字)に浮上し、従来予想の20億円の黒字を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の50億円→62億円(前期は50.3億円)に24.0％上方修正し、一転して23.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比41.1％減の37.1億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比79.8％増の13.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.6％→6.1％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　●個別業績予想修正の理由当社の本社事務所売却に伴う売却益の計上により、前回予想を修正いたします。（注）上記予想は、現時点で得られた情報に基づいて算出しております。したがって実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。