ナラサキは後場買われる、総合営業力の強化で１８年３月期の営業利益は３０．２％増予想

　ナラサキ産業<8085.T>は後場買われる。同社は１５日午後１時、１８年３月期の連結業績予想を発表した。売上高は１０００億円（前期比１２．４％増）、営業利益は２３億円（同３０．２％増）、最終利益は１３億５０００万円（同８．５％増）を見込んでいる。

　同社グループを取り巻く事業環境は、人手不足・資材高騰・燃料価格上昇などの不確実要素はあるものの、東京五輪、首都圏再開発、インフラ整備、合理化・省力化、災害復旧、北海道新幹線の札幌延伸など、大型プロジェクトや公共工事が予定され、総じて明るいものであると認識している。このような状況のもと、同社グループは、総合営業力の強化により安定収益基盤を構築するとともに、成長・拡大戦略を推進する。

　なお、１７年３月期連結決算は、売上高８８９億７４００万円（前の期比５．４％減）、営業利益１７億６７００万円（同８．６％減）、最終利益１２億４４００万円（同２１．１％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）