ＫＩＭＯＴＯが一時Ｓ安、１０～１２月期営業大幅減益を嫌気

　ＫＩＭＯＴＯ<7908.T>が一時ストップ安まで売られ、前引け段階で東証１部の値下がり率トップとなった。３０日引け後に発表した第３四半期累計（４～１２月）連結決算は、売上高１６６億７２００万円（前年同期比１．１％減）、営業利益２２億１４００万円（同１２．９％増）、純利益１５億９７００万円（同２２．９％増）と２ケタ増益を達成したものの、第３四半期（１０～１２月）を見ると、営業利益は４億７８００万円（同４６．２％減）と大幅減益となったことが嫌気されている。タッチパネル用ハードコートフィルムの販売減少などが響いたようだ。
　なお、１４年３月期通期業績予想は売上高２３０億円（前期比２．７％増）、営業利益２８億円（同１７．９％増）、純利益１７億２０００万円（同１６．９％増）の従来予想を据え置いている。

ＫＩＭＯＴＯの株価は１１時３０分現在８０２円（▼１４８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）