遠藤製作がＳ高カイ気配、ゴルフ事業の構造改革が寄与し１７年３月期営業利益予想を上方修正

　遠藤製作所<7841.T>がストップ高水準でカイ気配となっている。前週末２８日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を１１５億７５００万円から１０８億５９００万円（前期比１３．７％減）へ下方修正した一方、営業利益を６億２０００万円から１０億４０００万円（同１６．７％増）へ、純利益を４億１１００万円から８億２６００万円（前期４００万円の赤字）へ上方修正したことが好感されている。

　鍛造事業でタイ自動車産業の回復が鈍く受注の減少が見込まれることで、売上高は下方修正したが、上期にゴルフ事業で構造改革の成果が現れ、コスト低減や効率化が進んだことや、為替レートが想定より円高に推移し、輸入コストが低下したことが寄与するとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）