キヤノン、今期税引き前を3％下方修正

　キヤノン <7751> [東証Ｐ] が10月26日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結税引き前利益は前年同期比0.4％増の2319億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の3780億円→3670億円(前期は3027億円)に2.9％下方修正し、増益率が24.9％増→21.2％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の2251億円→2141億円(前年同期は1508億円)に4.9％減額し、増益率が49.2％増→41.9％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比0.3％減の790億円となったが、売上営業利益率は前年同期の7.0％→8.2％に改善した。

株探ニュース