ヤマハ発は続伸、ＳＭＢＣ日興証券が目標株価を２７００円に引き上げ

　ヤマハ発動機<7272.T>が続伸、７月中旬を境に大勢上昇波動に点火、２５日移動平均線をサポートラインに４カ月にわたって一貫した上値追い態勢を続けている。同社は二輪車事業で世界シェア２位、高技術力を駆使してマリン事業やドローン（無人航空機）分野への展開でも注目されている。

　ＳＭＢＣ日興証券が２４日付で同社の目標株価を２３００円から２７００円に引き上げており（投資評価は「２」を継続）、これが株価上昇を後押ししている。同証券では、米国のトランプ新政権への移行に伴う通商政策の変化はリスク要因だが、足もとの円安転換に加えて、米国の景気拡大効果は大きく、現時点ではメリットが期待できる状況とみている。また、１７年１２月期営業利益予想について従来予想の１１２０億円から１２３０億円（１７％増）に上方修正している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）