安永が急騰劇の反動で下値模索、東証が信用規制強化へ

　安永<7271.T>が続急落。同社は独自技術を駆使してリチウムイオン電池の正極板の製造で電池寿命を大幅に向上させる新技術を開発、これを材料に１１月２２日以降株価を急動意させ、１２月５日ザラ場高値３７５０円まで９営業日で最大７倍強の大化けを果たした。しかし、その後は利益確定売りを浴び水準を切り下げている。

　２日に日々公表銘柄に指定されていたが、東証は７日売買分から委託保証金率を現行の３０％以上から５０％以上（うち現金を２０％以上）に引き上げたほか、日証金も同様に増し担保規制を強化しており、信用規制強化を背景に売り人気が増幅されている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）