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日経225先物は11時30分時点、前日比120円高の3万2340円(+0.37%)前後で推移。寄り付きは3万2140円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2120円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。現物の寄り付き直後に3万2010円まで売られたものの、売り一巡後はリバウンド基調が強まり、中盤にかけてプラスに転じた。その後は3万2170円~3万2260円辺りでの保ち合いを継続し、終盤に3万2340円まで上げ幅を広げた。
日経225先物は、米国市場の下落影響から売りが先行したが、節目の3万2000円を割り込まなかったことから、その後はショートカバーの動きとなった。また、SQ値が概算で3万2204円33銭となり、中盤にかけて日経平均株価がSQ値を上回ってきたことから、一段とショートカバーが強まったようだ。東京エレクトロン<8035> [東証P]やアドバンテスト<6857> [東証P]の下落が日経平均株価の重荷となる一方で、決算を手掛かりとした物色が強まるなか、値がさハイテク株の下落影響を吸収した。
日経225先物はランチタイムで3万2370円まで買われている。ただし、25日移動平均線が位置する3万2500円水準までのリバウンドは期待しづらく、後場はこう着感が強まりそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.07倍に低下した。ハイテク株が軟調な半面、決算が評価されたホンダ<7267> [東証P]など自動車株が堅調なほか、インバウンド関連が本日も強い値動きを見せるなか、TOPIX型優位の展開である。
株探ニュース
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